【小牧市】高台にそびえ立つ“赤銅色の塔”の正体
小牧市の東部丘陵に位置する桃花台ニュータウン内にある桃花台中央公園。
こちらが桃花台中央公園の正面入口。ちょうどここから異様な雰囲気を出している塔が見えますね。
地元民は何のための塔なのか知っている方も多いと思います。
こんな風に、桃花台の街中からもよく見えます。
ちょっと変わった形をしています。大きくて長いキノコのように見えなくもないです。
地元近辺の方々はもう日常風景として慣れすぎているので、改めて注目されることはあんまりないかなと。
桃花台中央公園内のちょっとした高台の上に立っていて、近くで見ると独自のオーラと圧を感じます。まるでラスボスのような佇まい。
この塔の正体は給水塔。標高が高めな桃花台に住む住民への給水を行うため、昭和56年に愛知県が建設。平成3年から運用開始。平成7年以降は小牧市が管理しています。
ちなみに『桃花台高架水槽』という名前が付いています。高さは29.4m。標高95mの場所に立っていて、小牧山の頂(標高86m)よりも高い場所です。
耐候性鋼という銅やクロム、ニッケルなどの合金元素を含んだ鋼材が使用されていて、大気中での適度な乾湿の繰り返しによって表面に緻密な錆膜を形成。これが保護膜となり錆の進展を抑制します。
防食塗装を必要とせず、塗り替えの必要が無いため、コスト削減に役立っているんです。
錆びて見えますが、錆の進展を防ぐ錆膜が形成されているため、無問題!
この給水塔がある桃花台中央公園は、桃花台で一番大きな公園。
芝生広場では、1987年以降は毎年夏(7月下旬頃)に『桃花台まつり』が開催されていました。
新型コロナウイルスの影響で、2020年、2021年、2022年は開催されませんでしたが、今夏は4年ぶりに開催が決定しています。
もう今月ですね!楽しみです!
■桃花台中央公園
住所:愛知県小牧市城山2丁目10-1
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