先日『ヤオコー藤沢片瀬店』の地場野菜コーナーにあった美味しそうなトマトを、200円ほどで購入。他にも鮮度の良い夏野菜が150円くらいからのお手頃価格で売られていました。コーナーのポップには、写真付きで「松岡順平のトマト」と書かれており「へぇ～！作っているのは意外と若い人なんだぁ」と思いつつその場を通り過ぎたのですが・・

たまたまその日のInstagramのタイムラインに、まさにその写真の人＆あの時の地場野菜コーナーが流れてきたではありませんか！

これは・・・生産者さんにお会いしてみたい！と思い、この機会に取材をお願いしました♪
藤沢市の主婦の皆さま、ぜひ最後までご一読を。

松岡順平さんが代表をつとめる『フロムベジ』の圃場は藤沢市宮原にあります。このエリアには田畑が多く、たくさんの食材が育まれています。いわば藤沢市の食の拠点。

そしてこちらがポップ写真の方『フロムベジ』の松岡順平さんです。

大学を卒業後、ワーキングホリデーをしながら2年間の世界一周旅行を経験。その間、カナダを拠点に4か月のテント生活をしながら農業を学びます。早朝3時から農作業という毎日で、想像以上に大変だったのだとか。

ヨルダンでは食料が手に入らない災難にも見舞われます。「あまりの空腹で、思考回路が正常に働かないという経験をしました」という松岡さん。「食料を手に入れるため、普通なら立ち入らないだろう治安の悪い場所に近づいたりもしました」と当時を振り返ります。

その経験から、普段は豊かさで気が付かない「食」のありがたみや、美味しいものを誰かと「共有する幸せ」を得たのだそうです。

そんな松岡さんが作るお野菜は、どれも力強さを秘めている印象。手にとると、どっしりしています。あまり収穫量にはこだわらず、品質のポテンシャルをあげることを大切に育てているのだそうです。

「しっかり根っこを地に張らせ、ミネラル豊富な肥料やたい肥、時には漢方にもつかわれる栄養も与えます」という松岡さん。「栄養が蓄えられた朝どれ野菜は、その日の夕飯で食べて下さい！」とのこと。

帰ってさっそくお料理を開始しました。

使用した松岡さんのお野菜は、フルーツパプリカ・パラペーニョ・あのみのり茄子・四川きゅうり・オクラ。手前の「茄子の冷静サラダ」は、生ハム以外全て松岡さんのお野菜です。

茄子がとろける～！！

やはり朝どれのお野菜は美味しい・・。口に運ぶその時まで、収穫した後の鮮度をしっかり保っている感じがします。甘み・苦み・辛味・酸味といったお野菜本来の味わいもはっきりしていますね。ちなみに・・ハンバーグは手抜きをしたのでレトルト。いえ、今日の主役はお野菜ですから。笑

こちらの松岡さんが代表をつとめる『フロムベジ』の朝どれ野菜は、『ヤオコー藤沢片瀬店』に毎日出荷しているそうで、お昼ごろより店頭に並びます。旬のお野菜が1袋150円くらいから購入できますよ。

この他「いすゞプラザ」に隣接するホテル「PLAZA annex」の朝食ビュッフェや、同施設内「SAKURA cafe」のランチサラダでも松岡さんのお野菜を食べることができます。

キラキラしている湘南の海や海沿いのカフェ。それに負けず劣らず、藤沢北部のお野菜たちもキラキラしています。湘南の太陽をたっぷり浴びた栄養豊富な朝どれ野菜を、ぜひ今日の夕飯にプラスしてみてくださいね。

藤沢市の生産者さん、いつも美味しいお野菜や果物をごちそうさまです！