見てください、この桶の中。酢飯が見えないほど、食べごたえのある海鮮で埋め尽くされています。こちらが食べられるのは、JR藤沢駅南口より徒歩2分のところにある食事処『湘南魚つるHANARE（はなれ）』。併設された魚屋さんが営む飲食店です。そう！だから間違いなく魚は美味しいのです！

こちらの『湘南魚つるHANARE』は、2019年8月にオープンした「魚屋さん＋食事処」の複合店舗。総勢20名のスタッフさんが働いています。その日に仕入れた魚の情報は毎朝Instagramで発信。私自身も魚を買いに足を運ぶ1軒です。

店内にはたくさんの魚が幅広くそろいます。スーパーとは違い、丸物も切り身も迫力のある大きさ。そしてリーズナブル！

「本日の特売品」と書かれた黄色い札がおすすめの商品。なかでもこの日私が気になったのは「サーモン」や「きんめ」。取材でなければ間違いなく買って帰りました。笑
この他、お寿司や煮魚、コロッケなどのお総菜、乾物やお酒の肴なども並んでいます。

こちらの魚屋さんに、さきほどの丼が食べられる食事処が併設されています。

店内入り口には、非接触体温計と消毒用アルコールも用意。座席は、お洒落な木製のパーティションで仕切る工夫がされています。2021年8月現在、お酒の提供はしていませんが、日本酒をはじめとしたアルコール類も豊富なお店です。

「いらっしゃいませ！」と、活気のあるあいさつで出迎えてくれた『湘南魚つるHANARE』の専務・岩田一郎さん。なんと毎朝2時に起床。スタッフと行先を手分けし、複数の市場や漁港に足を運ぶのだそうです。いつでも安くて新鮮な魚が購入できる『湘南魚つるHANARE』ですが、しけの日や市場がお休みの日は、いい魚を確保することが本当に難しいと話します。

いつも美味しい魚をありがとうございます。

それでは『湘南魚つるHANARE』食事処のいちおしメニューをご紹介いたします。
まずは「名物はなれ丼（1,180円）」。特製漬けダレを使用したあられ丼です。

ググ～っと寄ってみると・・・

このうえない眼福の極み！
海鮮ネタはその日によって異なり、この日は「マグロ」・「鯛」・「カンパチ」など6種類の魚が入っていました。途中で温泉卵を落とし、まろやかな風味への味変も楽しめます。一気にペロッといただきました。

続いて、メニューの組み合わせが楽しめる「本日の日替わり御膳（1,380円）」。こちらは焼き魚とお刺身3種盛りバージョンです。

「鰆」の西京焼きは、ほど良い焼き加減で身が柔らか。上品な白みその味わいが食欲をそそります。

そして『湘南魚つるHANARE』のお刺身を満喫したいなら、「魚屋の特選刺身定食（1,680円）」がおすすめ。食べはじめる前から「ご飯のおかわりを用意しておいてください」とお願いしたくなるお刺身の量！笑

また、ググ～っと寄ってみます・・

こういうのです、こういうの！
探していたお刺身の定食！このお値段でこのクオリティ、さすが魚屋さんです。

コリコリした食感の「カンパチ」、とろっとろの「本マグロ」の中おち。高級魚の「のどぐろ」や「金目鯛」も入っていました。ちなみに、奥の茶碗蒸しの中身も海鮮がゴロゴロ。満腹必至のボリュームです。

一部の店内メニューは、テイクアウトも可能（生ものを使用していないメニュー）。

また『フジサワ名店ビル』地下1階には、同系列店「湘南魚つる」が入っています。こちらは対面式販売の魚屋さんで、市場のような活気ある雰囲気も楽しめます。そちらもあわせてご利用くださいね。

期待を裏切らない『湘南魚つるHANARE』。安さと美味しさが両立した、鮮度抜群の魚を「買って」・「味わえる」人気店です。機会があればぜひ。