“ひと口サイズの小さな秋”を探すお散歩。
もうすぐ12月ということで、今回がシリーズ最後です。

そんな7軒目は『宗家 源 吉兆庵（そうけ みなもと きっちょうあん）』。
東京都中央区銀座に本社および本店を構える和菓子の老舗です。

今回は藤沢市内の「辻堂店」へお邪魔しました。

辻堂駅から南へ徒歩10分ほどのところにある「辻堂店」は、広々とした駐車場も完備しています。

店内は高級感あるしつらい。幅広い年代のお客さんの好みをカバーする商品が並びます。羊羹・お饅頭・お煎餅・落雁・和風カステラ・プリンなど本当に多彩。

なかでもこちらの「陸乃宝珠 紫苑（りくのほうじゅ しえん）」は、私も大ファンの和菓子。

“自然が育てた果実の姿・形・味わいをそのままに”をコンセプトとした「自然シリーズ」のひとつで、岡山県産の紫苑をまるごとひとつ求肥で包んだ期間限定の果実菓子です。

ちょっと意外なところでは「あんぱん（1個216円～）」も販売。

『宗家 源 吉兆庵』が展開する吉兆庵ベーカリーの「あんぱん」で、自社工場で製餡される餡は「あんぱん」のために作っている専用のものだそう。

「アイス大福（各350円）」というひんやり和菓子も。

“おうち時間に”というポップが貼られた「アイス大福」は、冬の暖かいお部屋の中でいただきたいアイスですね♪

そして・・・
見つけました“ひと口サイズの小さな秋”。
秋から冬の期間限定品「粋甘粛（すいかんしゅく・1個584円）」。

「粋甘粛」も「陸乃宝珠」と同じく「自然シリーズ」の商品です。

おだやかな陽射しと寒風を浴びて育った国産の干柿に、口どけのよい白餡を詰め、薄く羊羹で包みこんだ和菓子。丁寧にみじん粉がまぶされています。

袋から取り出してみると、干し柿がまるごと一個出てきます。
カットした断面は・・・

あら不思議。

もともとこういう果物だったのでは？！と思う程、干し柿の中にきれいに白餡が詰まっています。

ギュッと濃縮された自然由来の豊な甘さ。噛むほどに味わいが深まるので、スライスしていただきました♪

最後に・・・
取材時にもうひとつ気になったものがこちら「おせち菓子」。

私、今年のおせちはこれがいいなぁ・・・
「おせち菓子木箱三段（32,400円）」が希望。笑

栗の甘煮や黒豆といった通常のおせちメニューに加え、甘納豆や羊羹が詰められたなんともスウィートなおせち。お正月のワンランク上の手土産や女子会にいかがでしょうか？
※予約受付は2021年12月20日（月）まで。配送不可、店舗引き換えのみの商品です。

“ひと口サイズの小さな秋”
『宗家 源 吉兆庵』で見つけた「粋甘粛」。
季節が冬へと移り変わることを知らせてくれる逸品です。

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