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【藤沢市】バズりまくって10万食。スーパー「スズキヤ」で一番人気の海苔弁当とは

ころんころライター(藤沢市)

【こだわりの庶民派グルメ】

藤沢市内で誰もが気軽に購入できる、こだわりの庶民派グルメをご紹介するシリーズ8件目。このお弁当を見て「あ!最優秀賞の…!」とお気づきの方は、かなりの食通ですね♪

ここは藤沢市本鵠沼にあるスーパー『スズキヤ鵠沼店』

“あったらいいな!”と思うこだわりの商品をとりそろえる、湘南の住宅街にぴったりのスーパー。逗子小坪漁港直送の魚や、地元の新鮮な湘南野菜、お酒売場にはワインやチーズも豊富に並びます。

今回は『スズキヤ鵠沼店』の店長・大川さんに取材をお願いしました。

こちらが『スズキヤ鵠沼店』のお惣菜売り場。

観察していると、棚に出した途端お弁当が売れていきます。その理由は「お弁当・お惣菜大賞2022」の受賞商品が並ぶから。

「お弁当・お惣菜大賞2022」とは、スーパーやコンビニなどで実際に販売されているお弁当やお惣菜の中から、食の専門家による審査員が「特に優れた商品」を選出し表彰するもの(参考外部リンク:お弁当・お惣菜大賞2022)。

『スズキヤ』のお弁当やお惣菜は、毎年入選商品を出しています。

今回は、2022年優秀賞受賞の「湘南の浜だより~2色のかますフライ弁当~(734.4円)」と2020年最優秀賞受賞の「鮭と彩り野菜の茶々のり弁(626.4円)」、そして2022年スイーツ部門で優秀賞を受賞した「アボカドとコーヒーのスイーツ(213.84円)」をレポートします。

まずは「湘南の浜だより~2色のかますフライ弁当~」鎌倉市腰越で獲れた「かます」がたっぷり入ったお弁当です。

ふたを開けるとこんな感じ。彩りがとても豊か。

中央には青のりやチーズを混ぜたパン粉をつけた、2種の「かますフライ」。そして皮ごと焼いてほぐした「かます」、大葉、胡麻などが混ぜ込まれた風味豊かな「かますご飯」は、とても上品な味付けです。

そのほかのおかずも、ゴロっとしていて食べ応えあり。角煮やかぼちゃ煮、揚げ出し豆腐や人参サラダに至るまで、けして手を抜かない心意気を感じます。

「湘南の浜だより~2色のかますフライ弁当~」は、グルメな人に差し入れしたくなるほど美味しいお弁当でしたよ。ホントに!

続いては「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」。「私たちは愛嬌込めて“茶々のり弁”って呼んでます!」と大川さん。可愛いな・・・「茶々のり弁」。笑

可愛いくたって味は一流。最優秀賞の受賞を機にメディアにも取り上げられ、年間で10万食ほど売れに売れたのだとか。

お吸いものと説明書がついている「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」
お吸いものと説明書がついている「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」

この「鮭と彩り野菜の茶々のり弁」は女性担当者が開発。コンセプトは「女性でも手に取りやすい海苔弁当」。そのため、おかずは色んなものがちょっとずつひと口サイズに詰め込まれており、最後は添付されたお吸いものでお茶漬けを楽しむというひつまぶし風のお弁当になっています。

中央の大きくて分厚い鮭をはじめ、磯辺揚げや煮物、きんぴらごぼうなど、安定感抜群の和惣菜がびっしり。

このおかずの下には海苔とご飯が隠れているわけですが、その海苔に至ってもこだわりが。大きな1枚の海苔ではなく、2センチ角くらいにカットされた海苔を使用。お箸で持ち上げた際、パクっと食べられる海苔弁なんです。この工夫、女性担当者ならではの気配りですよね~!

海苔と一緒に昆布の佃煮や揚げ玉も入っていて、お吸いものをそそぐと本格的なお茶漬けに。さすがは最優秀賞のお弁当、最後の最後まで食べる人を楽しませてくれます。

そしてデザートの「アボカドとコーヒーのスイーツ」。アボカド・・・あのアボカドですよ?どんな味なのか気になりますよね。

取材当日、メニューを開発した担当者がお店にいらっしゃるということでご紹介してもらいました。どんなベテラン社員なのかと思ったら・・・

「アボカドとコーヒーのスイーツ」の開発担当者・望月さん
「アボカドとコーヒーのスイーツ」の開発担当者・望月さん

私よりふた回りくらい若そうな、初々しい新入社員さん!

普段はお惣菜の調理などを担当しながら、このデザートの開発に挑戦した望月さん。大川さんは「試作品を何個たべたかなぁ?!結構食べたよ(笑)」と当時を振り返ります。

「アボカドとコーヒーのスイーツ」は「美容に良いアボカドを、美味しくスイーツとして食べられたら」という想いから生まれた商品。ベトナムのスムージー「シントー」をイメージしているのだとか。といっても「アボカドとコーヒーのスイーツ」はこっくりした口あたりの濃厚なクリームですよ。

大玉サイズのアボカドを使い、ビスケット・濃いめのコーヒー・アボカドクリーム・コーヒークリーム・チョコレートソースなどが層になっています。

ほろ苦でビターなコーヒーやチョコレートとアボカドの組み合わせは、思いのほか好相性。ワインをお供に、クラッカーに乗せて食べても美味しそう。こんな深い味わいを生み出した望月さん、私よりもだいぶ大人の味覚をお持ちかも。笑

今回ご紹介した3品は、どれも“誰かに伝えたくなる”美味しさ。3つとも『スズキヤ』全店に並ぶ商品なので、機会があればぜひお試しを!

基本情報
店名:スズキヤ鵠沼店
住所:藤沢市本鵠沼4-13-11
アクセス:小田急線江ノ島線「本鵠沼駅」より徒歩10分
電話:0466-33-2200
駐車場:有り

公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
※詳細は『スズキヤ』の公式サイトをご確認ください。

取材・撮影協力 スズキヤ鵠沼店 様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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