2020年11月、藤沢市羽鳥に客席4席の自家焙煎コーヒーショップがOPENしていたのをご存じですか？

そのお店の名は『YAMA COFFEE ROASTER（ヤマコーヒーロースター）』。自家焙煎したコーヒー豆の販売とあわせ、カフェスペースでドリンクやスイーツを提供しているお店です。

場所は『業務スーパー羽鳥店』の道路をはさんだ反対側。何のお店だろう？と気になっていた方も多いのではないでしょうか。お店のオーナーいわく、お店の前の道が渋滞している時は、車中から店内のようすをうかがう方と目が合うのだとか。笑

気になる店内は、白い壁とあたたかみのある木材が基調のすっきりとした空間。明るい日差しと心地よい緑が入り込む大きな窓も特徴です。

お店のオーナーは山下さん。マスクの向こう側の穏やかな雰囲気が伝わり、ついつい心を開いてしまいます。

サラリーマンを卒業して、やりたかった夢”を形にしたのが『YAMA COFFEE ROASTER』と話す山下さん。「このお店は、サラリーマン時代には全くご縁の無かった“地域の人とのつながり”を実感させてくれます」と言います。

そんな『YAMA COFFEE ROASTER』のコーヒーは深入りのものが中心。価格帯は100g756円～972円ほど。この日のショーケースには「ブレンドY（100g756円）」や「エチオピア（100g756円）」「グアテマラ（100g756円）」など10種類のコーヒー豆が並んでいました。

このほか「ドリップバッグ（1袋216円と270円の商品2種）」や箱入りなどのギフト商品、オリジナルグッズも販売していますよ。

そしてカフェスペースで楽しめるドリンクは「ドリップコーヒー（ホット・アイス／550円）」と「カフェラテ（ホット・アイス／550円）」、そのほかはお子様用のジュース程度ととてもシンプル。フードメニューは「バスクチーズケーキ（385円）」や「パウンドケーキ（385円）」といった手作りスイーツがいくつか用意されています。
※上記はすべてイートイン価格です。
※ドリップコーヒーはお好みの豆を選ぶことができます。

今回は、山下さんが「ブレンドY」の「ドリップコーヒー」を淹れてくださいました。

1杯のコーヒーを、ゆっくりと丁寧にハンドドリップで・・・。

フレンチロースト（深煎り）のコーヒー豆「ブレンドY」は、どっしりとした重厚な味わい。酸味はほとんどありません。初めのひと口こそ深煎り独特の苦みを感じますが、飲み進めるとその苦みを忘れてしまいます。美味しい・・・。

取材とは言え、この席で味わう山下さんのコーヒーは、心休まる至福の1杯でした。笑

きさくな山下さんの人柄ゆえ、いつしかコーヒーを楽しむお客さん同士にも和みの輪が生まれるというこの4席。コロナ禍に忘れがちな“コミュニケーションの魅力”を再認識させてくれそうです。

『YAMA COFFEE ROASTER』が気になっていた方は、これを機に足を運び、特別な4席でコーヒーを堪能してみませんか？

【関連情報・美味しいコーヒーと一緒に】
果物がドーーーンと乗ったデザートプレート
『ヨークフーズ 辻堂太平台店』
具が漏れてくる味わいタマゴサンド
『デイリーヤマザキ 藤沢遠藤店』
「塩チーズケーキ」と「蜂蜜バターカステラ」が人気
『松月堂わびすけ』
胡麻まみれで断面が赤いモチモチ食感の食パン
『Boulangerie NOLAN Hatta 本店』