江ノ電「江ノ島駅」から徒歩2分。路地裏にひっそりと佇む隠れ家料理店『いったま』。

レゲエ音楽が流れ、流木や観葉植物が配置されたお洒落な店内は、カフェ、レストラン、そしてダイニングバーとさまざまな顔を持ちます。

テーブル席とカウンター席のほか、ゆったりとくつろげるプライベート空間のようなテラス席もありますよ。こちらは愛犬もOKです。

お店の人気メニューは、本場ジャマイカの味「スパイシージャークチキン（1,200円）」や、外国人観光客にも人気のおじや「おじたま（Mサイズ750円）」など。どれも具だくさんでガツンとパンチのあるメニューです。

今回は、店主の中嶋さんが「毎年足を運んでくださる常連さんも多い、夏の人気メニューです。江ノ島で“素麺”に力を入れるのはうちだけじゃないかな！笑」と語気を強める夏季限定「肉ぶっかけ素麺（900円）」と「赤紫蘇ジュース（550円）」、そして超お手頃価格が嬉しい「おむすび（各種90円）」をご紹介します。※「肉ぶっかけ素麺」と「赤紫蘇ジュース」は、材料がなくなり次第、販売終了となります。

まずは「肉ぶっかけ素麺」。

実はこちらの素麺、関東では見かけることのない香川県小豆島のブランド素麺「島の光」を使用。中嶋さんの奥様の故郷・小豆島から取り寄せています。

麺の特徴としては、時間がたってものびないコシと豊かなのど越し。1本1本がとてもしっかりしていて、食べ応えもあります。また素麺の製麺には、通常「なたね油」が使われるのに対し「島の光」にはごま油が使われています（小豆島には「かどや製油」があるからかな...）。

そんなこだわりの素麺に、同じく小豆島の調味料を使って甘めに炒めた豚肉をトッピング。ピリ辛のもやしナムルとの絶妙なバランスもたまりません。そしてさっぱりとしていながら旨みと塩気の効いただし汁は、食べ進めるほどに後を引きます。

これはもう、スルッと5分で完食してしまう美味しさ...(笑)。食欲のないときでも食べやすい逸品です。

そしてこの「肉ぶっかけ素麺」と一緒に注文したいのが「赤紫蘇ジュース」。自家製のジュースで、甘みよりも酸味が勝るスッキリした飲み口です。

また「素麺とあわせてご飯も食べたい！」という男性におすすめなのが「おむすび」。子どもなら1つでお腹がいっぱいになりそうな大きさですが、1個90円というサービス価格です。

写真は左が小豆島佃煮（小魚）、右がはちみつ梅です。小豆島佃煮は、小魚と生姜の甘い炊き合わせ。酸味が抑えられたはちみつ梅は、すっぱいものが苦手な方でも食べられる優しい味わいでした。

駅からはすぐの場所ですが、初めて行く時はナビをセットしないと迷いそうな隠れ家料理店『いったま』。

暑さの疲れを吹き飛ばしてくれる、夏のおすすめ3点セットのご紹介でした。

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