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【藤沢市】「住宅街の一角」にこんなにも風味の良い「わらび餅」が隠れていたとは驚き。小さな和菓子屋の話

ころんころライター(藤沢市)

藤沢市のみなさまこんにちは。今日もおやつの時間を心待ちにしている筆者ころんころです。今日のおやつは、鵠沼海岸の住宅街の一角にお店を構える『御菓子司 華月』の夏季限定菓子「蕨(わらび)餅(各種1個248円)」をご紹介します。

“菓子は「心の食べもの」であることを大切に、何れも一つ一つ丁寧に心を込めて…”をコンセプトに、長きにわたり地域の人に親しまれる老舗和菓子店『御菓子司 華月』。小さな店内には、ところせましとこだわりの和菓子が並びます。そのなかで、夏季限定販売(9月頃までを予定)しているのがこちらの「蕨餅」。

店主の片倉さんは「素材にこだわり仕上げています。シーラーパックに入っているため、お日持ちも2週間ほど可能です」と話します。日持ちとサイズ感から、夏の贈り物や手土産にも最適ですよね。

では、店頭に並んでいた3種類「黒蜜きな粉蕨餅」「いちじくの蕨餅」「ほうじ茶の蕨餅」をそれぞれ食べ比べてみましょう。

写真手前から「いちじくの蕨餅」「黒蜜きな粉蕨餅」「ほうじ茶の蕨餅」
写真手前から「いちじくの蕨餅」「黒蜜きな粉蕨餅」「ほうじ茶の蕨餅」

まずはベーシックな「黒蜜きな粉蕨餅」から。シーラーパックの上部にはさみを入れ、中身をそっと押し出します。

それを切り分けてお皿に盛りつけ。添付されている黒蜜ときな粉をかけていただきます。

もっちりとしたほどよい弾力のあと、すっととろける繊細な口どけ。わらび粉がメインのシンプルなお菓子なだけに、素材のよさがストレートに伝わってきます。風味の良いきな粉と黒蜜の甘さが、夏の暑さで疲れた体をじんわりと包み込んでくれますよ。

続いて「いちじくの蕨餅」。

これは食べるのがもったいなく感じるほどの美しさ…。

ペースト状のいちじくを練り込んで仕上げた、とても色合いが華やかな「いちじくの蕨餅」。爽やかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。見た目も味も楽しめるひと品です。

最後は、粉茶を煎じたほうじ茶入りの「ほうじ茶の蕨餅」。

先の2品とは異なり、少々大人なテイストの「ほうじ茶の蕨餅」。焙煎した香り高いほうじ茶の風味が黒蜜の濃厚な甘みを引き立てます。私の中では「真夏の夜に食べたい、大人のご褒美和菓子」といった位置づけです。

『御菓子司 華月』の夏季限定菓子「蕨餅」。「鵠沼海岸の小さな和菓子屋さんで、美味しいものを見つけたの!」と誰かに伝えたくなる逸品です。

基本情報
店名:御菓子司 華月
住所:藤沢市鵠沼海岸7-17-15
アクセス:小田急江ノ島線「鵠沼海岸駅」より徒歩5分
電話:0466-34-1305

公式 ホームページ(外部リンク)
※詳細は『御菓子司 華月』の公式サイトをご確認ください。

取材・校正協力 御菓子司 華月 片倉様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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