今年5月、JR藤沢駅から徒歩8分ほどのところにオープンした、ランチ＆夜の一杯も楽しめる唐揚げ屋さん『中津唐揚げぶんごや湘南藤沢店』。

爽やかなブルーの壁紙が印象的な店内には、オープンキッチン前のカウンター席と半個室風のボックス席が配されています。

今回は、『中津唐揚げぶんごや湘南藤沢店』のInstagramを見て取材をお願いしたわけですが、投稿の中に少々気がかりな写真を発見。その写真がこちら。

店主の風貌が怖い、、、（「仁義なき戦い」に出てきそう…汗）。

「気のせいだ…。実際はきっと違う...」と、脳裏に焼き付いてしまった写真を必死でかき消しながらお店を訪れると、店主の津島さんが写真通りの風貌で出迎えてくれました。滝汗

ご挨拶もそこそこに、初対面にもかかわらずブッた斬られるのを覚悟で「コワモテですね…と言われることはありませんか？」と質問（自分の口から出た言葉に失神しそうになりました…）。

（爆笑する津島さん）

「言われます。見た目とのギャップからか、口コミサイトに『気さくな店主でにこやかに対応してくれました！』なんて書かれていますよ！」と豪快に笑う津島さん。お話してみると、とてもほがらかでジェントルマン。心底ホッとしました（めでたしめでたし。笑）。

見た目はちょっぴりコワモテな津島さんですが、元はスポーツ関連の企業でサラリーマンとして働いていたそう。そのつながりから、店内には北海道日本ハムファイターズ時代の大谷翔平選手のサインや、水泳の瀬戸大也選手、同じく水泳の池江璃花子選手のサインなどが並びます（そうそうたるメンバーですよね！）。

お店のメニューはというと、国産の若鶏だけを使った醤油ベースの「中津唐揚げ」が中心。

大分県中津市の本店で40年以上に渡り親しまれている「中津唐揚げ」を、ここ藤沢で思う存分に楽しめます。

津島さんは「テイクアウトも人気ですが、当店はイートインができるため、食事時には多くのお客さんが店内ででき立ての唐揚げを楽しまれていきます」「生レモン果汁をベースにした『自家製SPレモンサワー（550円）』も好調な売れ行きです。唐揚げ以外のおつまみメニューもいろいろとご用意していますよ」と話します。

では、本日の逸品紹介...とまいりたいところですが、津島さん曰くイチオシメニューは「メニュー表に載っていない」とのこと。

一体どんなメニューが出てくるのか、待つこと8分。

やってきたのは「6種類全部入りランチ（900円）」。

これはなかなかいい感じのボリューム。『中津唐揚げぶんごや湘南藤沢店』で提供している部位を、ぜ～んぶ一度に味わえます。食をそそる香りも最高！

6種類をぐるりと説明すると…

写真上部の「手羽先」から時計回りに「ヤゲン軟骨」「砂肝」「モモ（半分にカットしたもの）」「ムネ」「せせり（首のお肉）」。半分にカットした「モモ」の唐揚げからは、肉質の良さが伝わるサラッとした脂がにじみ出ています。

どの唐揚げもお肉自体にしっかりと味が付いており、白飯との相性は言わずもがな。薄めの衣でサクッとした歯触りに思わず頬が緩みます。なかでも「ムネ」の柔らかさとジューシーさは感動もの（私は10個くらいペロッと食べられる自信アリ。笑)。希少な部位「せせり」は、上質な脂がのる引き締まった肉質で、旨みもたっぷりです。添えられた柚子胡椒で味の変化を楽しみながら、あっという間に6種の唐揚げを味わい尽くしました。なお、ごはんとスープはセルフサービスですので、お好みの量を用意してくださいね（おかわりは不可）。

唐揚げの美味しさはもちろんのこと、津島さんのお人柄にも惹かれた『中津唐揚げぶんごや湘南藤沢店』。これからますます地域の人に愛されるお店となることでしょう！

最後に…

アルコールがお好きな方は「自家製SPレモンサワー」の追加注文もお忘れなく！

～未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから～