ここ何屋さん?奥まった場所で非常に入りづらい「昭和感漂う謎の古民家」恐る恐る入ってみると../藤沢市
本鵠沼の住宅街にある、昭和レトロな平屋が並ぶ一角。ここに「お店」があるというのですが「場所を間違えたかな?」と思うような雰囲気。ですが、少し先まで進んでみると…
「氷」の旗が見えてきました(9月撮影時)。かき氷屋さん...?もう少し近づくと…
「KAMOSU」と書かれた黒板が。お店へいざなう案内は、まるで宮沢賢治の「注文の多い料理店」のようです。
このデッキから入店…?靴を履いたままお邪魔します。
デッキには「ご自由にどうぞ」と書かれた子ども服や絵本が置かれています。一体ここは何屋さんなのでしょうか…?
古民家の引き戸を開けると…
そこにはこだわりの商品がところせましと並んでいます。
ここは「食やモノ・暮らし方を通して、人と人・人と場がつながり醸される場になること」をビジョンに店主の早田さんが開いた『KAMOSU(かもす)』。早田雄次郎建築設計事務所内に併設された「健康や環境に配慮した商品がそろうお店」です。取り扱う商品は、手仕事から生まれた雑貨やカトラリー・調味料・お米・乾物など、とにかくバラエティ豊か。どこか昔懐かしい「商店」を思わせる雰囲気でもあります。
記事を読みながら「なんとなく環境にいいものを探したいけれど、そういう商品ってお高いのでは?」と感じているみなさま。安心してください、販売商品の多くは1,000円前後のものでとてもお手頃。必要な分だけ購入できる量り売り商品もあります。
「ギフト選びに当店をご利用くださるお客様もいらっしゃいます」と話す早田さん。厳選したお茶やコーヒーは、ちょっとした手土産に便利ですし喜ばれますよね。
またショーケースには、日替わりの手作りおやつも並びます。この日は「ココナッツバナナマフィン(350円)」が焼きあがっていました。早田さんは「米粉を使ったグルテンフリーの『マフィン』や、国産小麦を使った『スコーン』『クッキー』などのヴィーガンスイーツを中心に、日替わりでご用意しています」と言います。米粉や豆乳、サトウキビなどを活かした『KAMOSU』のマフィンは、ナチュラルで優しい味わいと子どもたちにも人気です。
そんな「KAMOSUの日替わりおやつ(350円~)」は、お隣のカフェスペース『かもすカフェ』でいただくこともできます。
『かもすカフェ』では、「地粉のパンケーキ(700円)」「季節のスープ(500円)」のほか、毎週火曜&金曜にデッキで販売している『柿右衛門農園(茅ヶ崎市)』のお野菜を使った、「季節のお野菜ランチ(1,200円/金曜&土曜日限定11:30~14:30)」を提供(予約可)。個性豊かな旬のお野菜を『KAMOSU』で扱う調味料や自家製みそなどで味付けしています。まずは『かもすカフェ』のランチをいただき、気に入ったお野菜や調味料を『KAMOSU』で購入する...というのもいいかもしれませんね。
参考記事:野菜農薬ゼロ・化学肥料ゼロ。珍しい野菜も育てる農家(『柿右衛門農園』)
奥まった場所で非常に入りづらい「昭和感漂う謎の古民家」は、人も地球も笑顔になれる『KAMOSU』というお店であることがわかりました。ちょっとだけ勇気を出し、店内を覗いてみませんか?
※ワークショップやイベントの開催もしています。詳細は『KAMOSU』の公式 Instagram(外部リンク)をフォローしチェックしてくださいね。
基本情報
店名:KAMOSU(カモス)
住所:藤沢市本鵠沼4-14-12(一番奥の平屋)
アクセス:小田急江ノ島線「本鵠沼駅」より徒歩10分
電話:0466-98-0623
駐車場:有り(1台)
公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
公式 Facebook(外部リンク)
※詳細は『KAMOSU』の公式サイトをご確認ください。
取材・撮影・校正協力 KAMOSU 早田 様
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