蓋をせずに焼成することで山型に膨らむ食パン「イギリスパン」。生地に含まれる水分が蒸発しやすく、キメが粗い仕上がりになるのも特徴です。そんな「イギリスパン」がとても評判なお店が本鵠沼にあります。

小田急線「本鵠沼駅」より徒歩 1分、今年で創業30周年を迎える老舗パン屋さん『Bakery ANGE（ベーカリーアンジュ）』。

店内には、甘いパン・惣菜パン・お食事系パンなど、自家製天然酵母で作った体に優しいパンが約70種並びます（お店の情報は、随時公式 Instagram（外部リンク）で発信しています。ぜひフォローしチェックしましょう）。

なかでも店主の岩渕さんがおすすめする商品が「イギリスパン（1斤350円／1日27斤限定）」。「予約率高め」の売れっ子とは聞いていましたが...

取材日、お昼前に訪れた時にはすでに完売。滝汗

岩渕さんが撮影用に1斤残しておいてくださったのでことなきを得ましたが、開店早々に売り切れる人気商品だということを再認識しました。。。苦笑

その『Bakery ANGE』の「イギリスパン」がこちら。

「なぜ寝かせて撮影しているのか」というと、立てて撮ろうとすると少しずつお辞儀をした姿になってしまうから(笑)。驚くほど柔らかくてふわっふわなのです...。

「当店の『イギリスパン』は、柔らかすぎて8枚切りにカットすることができません。6枚切りが限界です（笑）ご購入当日は焼かずにそのまま、翌日は軽く焼いて食べると美味しく召し上がれますよ」と話す岩渕さん。国産小麦「ゆめちから」に自家製天然酵母（ぶどう種）とひと晩寝かせた湯種を加えた生地を低温で長時間発酵。「粉の旨みを楽しむイギリスパン」に仕上げているそうです。

撮影後、お土産にと「イギリスパン」を1斤いただいた私。ひと口食べたら手が止まらず、勢いでモグモグと一気に3切食べてしまいました（なんとか自制して1斤暴食はセーブしました。汗）。これを「危険な旨さ」というのでしょう...。添加物や乳製品を使用していないので、噛みしめるごとに小麦の美味しさがじんわりと広がり本当に美味しい。とてもしっとりとしているため、立て続けに何切食べても口の中の水分も失われません。購入したお客さんが「こういう美味しさの『イギリスパン』って『Bakery ANGE』にしかないのよね！」と話す理由が、パン一切で理解できました。サンドイッチにしても美味しいだろうなぁ...。

きめが細かく、乳製品のコクと甘みが特徴の「トレンド生食パン」とはまた違った美味しさの『Bakery ANGE』の「イギリスパン」。時代を超えてなお多くのお客さんを引き付ける、飽きのこないヒット商品をぜひお試しあれ！（予約がおすすめです。スライスは少し厚めの5枚切りが人気ですよ）