藤沢市のみなさまこんにちは。今日もおやつの時間を心待ちにしている筆者ころんころです。本日のおやつは『SACHI菓子（サチガシ）』のスイーツです。

2022年1月、湘南台の複合ビル内にお店をオープンした新しい洋菓子店『SACHI菓子』。

白を基調としたやわらかい雰囲気の店内。

イートイン席も設けているため、昼下がりは女性客でにぎわいます。店主の石田さんは、福井県のお店で3年間営業をしたのち、ここ藤沢にお店をオープンしました。

まず、ショーケースに並ぶ洋菓子をチェックすると…

？？
一般的な洋菓子店のショーケース内とは「何かが違う」印象。

その何かとは…

「色」

実はこちらのお店、3大食物アレルギーの方でも「食べたい洋菓子を選ぶこと」ができる「植物性のスイーツがそろう洋菓子店」。NPO法人「日本ヴィーガン協会」登録店として、からだに優しい福井県産ピロール米（ビタミンやミネラルの含有量が豊富）の米粉を使用し、卵・乳製品・小麦粉不使用のケーキや焼き菓子を提供しています。そのため、ショーケース内には一般的な洋菓子店で見かける動物性食材の白い「生クリーム」の姿がゼロ。「生クリーム」の代わりには「豆乳」などを使用するため、ショーケース内全体があたたかみのある色（「大豆」に似た色）をしています。

今日は石田さんがオススメする2つの商品にフォーカスします。1つ目は「苺のケーキ（864円／アレルゲン・大豆）」から。

先に記した通り、卵・乳製品・小麦を使わない「苺のケーキ」。

石田さんは「ナッツアレルギーのお子様も食べられるようなケーキです。また糖分も低糖質なものを使用しているので、1歳のお誕生日用にと頼まれるお客さまも多い商品です」と言います。乳製品の代わりに「豆乳」を使い、甘さはきび糖やアガベシロップで引き出しています。

なお、あえて華美ではないシンプルなケーキのデコレーションも石田さんの配慮。アレルギーの方が普段なかなか口にすることができない『街中で見かける一般的なケーキ』をイメージして作っているそうですよ。

続いては、ちょっと小腹がすいた時に食べたい「マフィン（518円）」。

玄米粉をふんだんに使用し、同じくきび糖やアガベシロップ、メープルシロップなどで甘さを加えた食べ応えのある焼き菓子です。

種類は、プレーン・抹茶・紅茶・キャラメルなど、日替わりで用意されています。ちなみに、店内飲食の場合は+200円でクリームを追加することもできますよ（スタッフさんおすすめの食べ方なのだとか）。ノンカフェインで身体に優しい「玄米粉珈琲（528円）」と合わせて召しあがれ。

アレルギーがなくても、一度食べたお客さんの多くがリピーターとなる『SACHI菓子』のスイーツ（全国にファンが拡大中）。旬の洋菓子のラインナップは公式 Instagram（外部リンク）で発信しています。ぜひアカウントをフォローし、チェックしてから足を運んでくださいませ。休日におひとりでゆったり過ごす場所としてもおすすめしたいお店ですよ。