藤沢市のみなさまこんにちは。今日もおやつの時間を心待ちにしている筆者ころんころです。本日のおやつは『茶来未（ちゃくみ）』が手掛けた「ミルクハーバー 丹沢大山茶（5個入800円）」です。

藤沢市遠藤の閑静なエリアにぽつんと佇む小さな店『茶来未』（参考記事：【藤沢市】この秋は日本茶を飲もう。世界緑茶コンテスト最高金賞の1杯を！）。客が次々と訪れる人気日本茶専門です。

先日お店を訪れると、レジ横に「箱入りのお菓子」が積まれていました。これは…？

『茶来未』の代表で藤沢マイスターでもある茶師・佐々木さんにお話をうかがうと、「ミルクハーバー 丹沢大山茶」という数量限定販売の「緑茶スイーツ」とのこと。

「『無印良品』を展開する『株式会社良品計画』と、横浜銘菓を展開する『株式会社ありあけ』の協力のもと、生産者の高齢化・後継者不足などの理由で「耕作放棄地」となった神奈川県松田町寄（やどろき）地域の茶園を再生させて育成した茶葉を使い、茶生産を取り巻く社会課題の解決・茶畑再建の未来を見据え開発に取り組んだ商品です」と話します。

今年6月に初めて販売した際は、美味しさと手頃な価格、また日持ちもすることなどが評判を呼び、約3週間で5,000箱をスピード完売。あまりの売れ行きから、前回と同量で再販することとなりました（原料をギリギリで確保したのだとか）。2023年12月現在、『無印良品』神奈川エリア37店舗と、オンラインストア内「諸国良品」、また『茶来未』の実店舗で販売しています。

2023年11月27日には、松田町役場にて松田町の本山 博幸町長、『茶来未』代表の佐々木さん、『株式会社良品計画』営業本部 横浜事業部長 三品さん、『株式会社ありあけ』執行役員 営業部部長 古庄さんなどの協力のもと報道関係者向けの記者会見も開催。「耕作放棄茶園の再生という社会課題に触れた事業」であること、また「ミルクハーバー 丹沢大山茶」の売れ行きが好調なことから「来年も継続して販売していきたい」という話もあがりました。ますます事業の裾野を広げる「ミルクハーバー 丹沢大山茶」から目が離せません。

そんなストーリーを秘めた「ミルクハーバー 丹沢大山茶」は、「丹沢大山茶」をたっぷりと練り込んだ特製の白餡を、練乳とはちみつを使用した生地で包んだ甘いスイーツ。そのお味は…

「丹沢大山茶」本来の風味がふわっと押し寄せる逸品。子どもでも美味しく食べられる心地よい渋みで（苦味はありません）、とてもしっとりとした優しい口あたりに仕上げられています。「これ以上練り込むことが難しいほどの比率で『丹沢大山茶』を使用しています。想像以上の『ぜいたくな濃さ』でしょ？」とほほ笑む佐々木さん。緑茶やほうじ茶との相性は言わずもがな、コーヒーや牛乳との相性も◎。四季折々に楽しめそうな味わいなので、ぜひとも定番化して欲しい商品です。

佐々木さんは「ご購入の際『茶来未』の実店舗に足を運んでいただければ、お好みの日本茶の試飲も楽しめます。若い方に人気の『日本茶アイス』なども通年販売しておりますので、ぜひお立ち寄りください」と言います。

どの商品にもこだわりとストーリーが詰まった「日本茶」「スイーツ」「アイス」。取材日も『茶来未』のこだわり商品を目指して次々とお客さんがお店へと集まってきました。おそらく今回も「ミルクハーバー 丹沢大山茶」は早々に売り切れてしまいそうな予感がしますので、前回購入を逃された方、また今回ご購入をお考えの方はお早めに来店を。御歳暮や御年始にも喜ばれますよ。※新商品情報はお店の公式 Instagram（外部リンク）で配信されます。ぜひフォローし情報をチェックしてくださいね。