「いつ来ても楽しんでいただける。いつ来ても新しい発見がある」をコンセプトに、今年で創業50年を迎える『PINY（パイニイ）片瀬山本店』。江ノ島電鉄線「柳小路駅」より徒歩10分の場所に店を構える、カフェテラスも併設する老舗パン屋さんです。

扉を開くと、鼻をくすぐるふくよかな甘い香り。店内には名物のクロワッサンや山食パンをはじめ、バラエティに富んだパンが常時60～70種顔をそろえます。

今日は『PINY片瀬山本店』で一度は買いたい「お食事系パン」2種に注目。最初は「株式会社 パイニイ」専務取締役 辺見さんがおすすめする「クロワッサン・タピオ（1個259円）」から。1日に100個以上が早々に完売してしまう大人気商品です。

発酵バターを折り込み、72時間（約3日間）長時間熟成発酵させて焼き上げる本場フランス仕込みのクロワッサン「クロワッサン・タピオ」。商品名の「タピオ」とは、日本に本格的なフランスパンの魅力と技術を伝えたジャック・タピオ氏に由来するもの。

「粉（最上級のカナダ産小麦・北海道産小麦）」「バター（北海道産）」「塩（自然海産）」にこだわり、ジャック・タピオ氏から学んだ味と製法を今も忠実に守り続けています。

きめ細かに重なり合う生地は、外はザクザク、中はしっとりふわふわ。発酵バターの甘い香りが口いっぱい広がり、何もつけずとも次のひと口を急ぎたくなる「美味しさの魔法」が宿る逸品です。辺見さんは「当店を愛するお客さまから『世界一美味しい』とのお声をいただいております。フレッシュなフルーツとの相性も良いので、オレンジとクリームチーズなどを挟むのもおすすめです」と話します。

続いてもうひとつお食事系パンをご紹介。まるでカステラのような味わいを楽しめる「贅沢生食パン（3枚367円）」です。

色味はカステラそのもの。1切が普通の食パンの1/2サイズです。

ふんわりとした生地を噛みしめると、卵やバターのまろやかな甘味と濃厚なコクにうっとり…。ですがあくまで「生食パン」なので、カステラほど甘過ぎないバランスのとれた絶妙な風味。素材の美味しさを存分に堪能できる、味わい深い「生食パン」です。

「50年以上にわたり、当店のパンを愛してくださりありがとうございます。これからもみなさまにとって『楽しいパン屋さん』であるよう、美味しいパンを作り続けてまいります」と話す辺見さん。地域のお客さんから愛される『PINY片瀬山本店』のご紹介でした。