「コンクリートの壁の穴」に潜む「顔の無い地蔵」に記憶が飛んだ話/藤沢市
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。65カ所目は藤沢市高倉にある『地蔵尊』です(本日は「ほん怖」調でお届けします)。
それは2023年の夏。『七ツ木神社』の「夏祭り」の帰り道でのできごとです。
周辺を田畑や森におおわれた『七ツ木神社』。地元の人しか知らないローカルな神社ですが、「夏祭り」の日は屋台がたくさん並び、多くの人で賑わいをみせていました。
私は「夏祭り」の雰囲気を楽しんだ後、屋台でレモネードやおつまみを購入。駐車場へと戻る途中の坂道に差し掛かった時、コンクリート(擁壁)に彫られた1メートル四方の「穴」の存在に気づきました。
いつもなら「工事用かなにかのものだろう」と見向きもしないところですが、この日の私はどうしてもその「穴」をのぞいてみたくなったのです。工事用のものとは「どこか違う」気がして…。
「穴」の正面にまわると、中に赤いものが見えました。
...お地蔵さんです。
お地蔵さんの手前には花が添えられ、とても手入れが行き届いているように見えます。一体どんなお姿なのか。穏やかにほほ笑むお地蔵さんの姿を想像した私は、もっと近づいて見てみたくなりました。何かの力に引っ張られるように...。
もっと近く。
もっと近くで。
顔が…無い。
氷が入ったレモネードを持つ私の手は、それとは違う冷え方をしていきました。この時、よりによって背後から童謡の「かごめかごめ」を歌う親子が近づいてくる始末(歌詞が怖い...。滝汗)。私はこの場からどうやって車まで戻ったのか、今も思い出すことができません。
この『地蔵尊』について記事にするにあたり、各方面をいろいろと調べてみましたが、誰が何のために置いた『地蔵尊』なのかはわかりませんでした。もちろん「なぜ顔がない」のかも。。。
※本記事に登場する地名、その他固有名詞はすべて本物です。ぜひ直接現地を訪れてみてください。
基本情報
『地蔵尊』
住所:藤沢市高倉1126(『七ツ木神社』近く)
※駐車場は無いため、行かれる際は公共交通機関をご利用ください。
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