湘南台駅から徒歩7分。先日「特製ピリ辛」をご紹介した『味の古久家 中華の店 餃子製造 直売所』の隣に店を構える、対面式販売のベーカリー『パン工房 向日葵』。小さな店内にはいつも先客がおり、時間帯によってはお店の前に人の列ができる人気店です。

店主は『カラヘオベーカリー（現在は閉店）』などでパンを焼いていた村上さん。沖縄県のパン屋さんでも働いた経験を活かし、日によっては「特別商品」を販売するなど客を飽きさせない幅広い種類のパンを提供しています。

取材日は、「クロワッさん（260円）」「バゲット（330円）」といったお食事系パンのほか、サンドイッチにもよく合うと評判の「笑顔咲く角食パン（国産小麦使用／1斤350円・ハーフ175円）」、ボリューム満点「オニオンチーズ（380円）」…

カレーパン各種など。

ショーケースには数十種のパンがびっしり並んでいました。なかでも村上さんが「圧倒的人気の子がコレ。当店の看板商品です！」とおすすめするひと品が「肉ゴロカレーパン（300円）」。そうです。お客さんが列をなして買い求める商品が「肉ゴロカレーパン」です。

がしかし…撮影しようと思ったらトレイが空。まさか売切れ？！

…！！

1個ありました、1個！！笑

神奈川県のブランド豚「高座豚」を加え、7種類のスパイスを調整して作る自家製カレールウを包み込んだ『パン工房 向日葵』の「肉ゴロカレーパン」。

長時間かけてじっくりと煮込むことで、玉ねぎ・にんじん・じゃがいもなどの具は「甘みを残したペースト状」になり、野菜嫌いさんでも食べられると評判。辛さについては「当店はファミリーで見えるお客さまも多いので、辛さは控えめに作っています。お子さまでも美味しく食べられる味ですよ」と話す村上さん。続けて「お取り置きも可能なので早朝から予約が続きます。お店で1番予約が入る商品ですね」と言います。

そんな「肉ゴロカレーパン」を半分に割ってみると…

とろけだすカレールウ…！

ほどよい厚みの生地にたっぷりと包まれたカレールウは、「高座豚」の旨みが溶け込んでおりとてもぜいたくな味わい。外はカリっと中はふんわりとした生地は、時間が経過しても油っぽさを感じず胃もたれしません。

撮影時、揚げたての「肉ゴロカレーパン」が追加されると、お客さんから「わぁー！揚げ立てだ！」「嬉しい！」と歓声が湧いた店内。購入したお客さんは、お店を出るなりアツアツの「肉ゴロカレーパン」を頬張っていました。

そんな大人気商品「肉ゴロカレーパン」は、今月2月25日（日）に『辻堂海浜公園』で開催されるパンの祭典「湘南パン祭り（外部リンク）」でも販売を予定しています。気になる方はこちらもあわせてチェックしてみてくださいね。