海老名市や寒川町と隣接する藤沢市宮原に店舗を構える『フードショップ鈴野』。

“コンビニ”ではなく「ミニスーパー」と呼ばれるお店で、お弁当＆お惣菜・お菓子・生活用品のほか、地域でとれた野菜・果物なども販売しています（ここに昭和世代の心をつかむ美味しさの「おにぎり」があるのです。レポートはのちほど！）。

そんな『フードショップ鈴野』がもっとも力を入れている商品は、毎日店内調理で作り上げるお弁当＆お惣菜。

同店店長の鈴野千亜紀さんは「当店はこだわりのお米を使った『おにぎり』や手作りの『お弁当』が人気です。サービス価格でご提供している数量限定の『シフォンケーキ』もおすすめですよ」と言います。では、気になるお弁当＆お惣菜をダイジェストで見ていきましょう。

まずは「豚バラスタミナ炒め弁当（500円）」「自家製 国産若鶏唐揚げ弁当（497円）」「宮崎産黒豚と黒毛和牛のハンバーグ弁当（538円）」…（安いっ！）

「豚バラスタミナ炒め（322円）」「カツ煮（322円）」「シャキシャキ肉団子（311円）」…

「コロッケロール（162円）」「チキン竜田ロール（192円）」…

「おにぎり（さけ・梅・昆布・おかか・ツナマヨ／各種140円～）」…

鈴野さんおすすめの「手作りシフォンケーキ（1カット108円）」など。

中央のお弁当＆お惣菜コーナーには数十種のお弁当＆お惣菜がびっしりと並びます（11時頃になると商品が出そろいます）。ご覧の通りどの商品もとても良心価格。「手作りシフォンケーキ」なんて今どき300円以上はするのに…子どものお小遣いでも買える驚きのお値段です。

というわけで、今回取材をお願いするきっかけとなった『フードショップ鈴野』の人気ランキング１位「おにぎり」と「手作りシフォンケーキ」の美味しさをお届けします。

まずは「おにぎり」から。

ひと口食べた瞬間「旨っ！」と思わず声が出た同店の「おにぎり」。その美味しさを3つのポイントにまとめると…

1. ごはんは「塩をつけて握られている」こと（「赤穂の天塩」を使用）。しかしその塩味を感じるのは最初の一瞬で、味のウエイトはしっかりと具の方に置かれている（その塩梅が絶妙）
2. 「コシヒカリ」よりも「香り」「旨み」の評価が高い大粒の品種「つきあかり」を使っていること（ふんわりとしているのに食べ応えあり。また塩と交わることで味がよりまろやかに感じる）
3. 「少し作って売切れたらまた作る」ので、いつ購入しても温かいこと

鈴野さんは「多い日だと1日100個は売れますから、1日中『おにぎり』を握っていることもありますね(笑)。また“お米自体も好評”なので、店内で『つきあかり（5kg／2354.40円）』を販売しています」と話します。取材中も次々と売れていく同店の「おにぎり」。筆者は「梅」推しです（懐かしさが込み上げる“真っ赤な梅”で美味しい）。

続いて、赤ちゃんのほっぺ以上に柔らかい「手作りシフォンケーキ」。甘さをぐっと抑えているので素材本来の味わいをそのまま楽しめます。たとえお腹がいっぱいでもデザートに3個は用意したい(笑)、108円はありえない激安スイーツですよ。

今日ご紹介した商品以外にも、試してみたいオリジナル商品がいろいろとそろう『フードショップ鈴野』。「あのお店は一体何屋さんなんだろう？」と、気になっていた方はこれを機にぜひお立ち寄りを。