江の島の頂上に位置する『江の島サムエル・コッキング苑』。その「出入口ゲート」近くに店を構える『江の島ゆうひ茶屋』が、“店名はそのまま”に、今月23日から「江の島しらすカレーパン」を販売するお店として生まれ変わりました。

あいにくの雨に見舞われたプレオープン、そしてオープン初日の状況について『ゆうひ茶屋』を運営する「江ノ島電鉄株式会社」事業部の田丸さんは「告知や宣伝などをしていないも関わらず、たくさんのお客さまにお立ち寄りいただき予想を超える売れ行きでホッとしました。『湘南しらす』をたっぷりと使ったご当地グルメとして、今後は地域を盛り上げていきたいと思います」とコメント。また、お店で販売するカレーパンを手掛けた「長後製パン株式会社」専務取締役の齋藤さんは、「『湘南しらす』をより活かすカレーフィリングにバージョンアップさせたのが今回の商品です（過去にも同様の商品を開発）。パン生地にも栽培から携わっているこだわりの『湘南藤沢小麦』を使用し“藤沢市ならではのカレーパン”に仕上げています」と自信を見せます。

そんな看板商品の「江の島しらすカレーパン（1個550円）」がこちら。

カレーパンとしては少々値が張りますが、「地域素材（「湘南しらす」「湘南藤沢小麦」）が手軽に味わえること」、また揚げ立てのカレーパンに「後入れチーズフォンデュソース」をその場で注入した「出来立てが食べられること」が最大の魅力。買い求めたお客さんも「わっ！結構アツアツ！」と出来立てのカレーパンに声を弾ませていました。

お味は、スパイシーなルウに少し塩気のある「湘南しらす」とまろやかな「後入れチーズフォンデュソース」を加わえ、風味により奥行きをもたせる構成（シーフード出汁が効いており、どことなく「和テイスト」にも感じます！）。パン生地の外側はカリッとした歯ごたえに仕上がっているので、かなり食べ応えもありますよ。

ひっきりなしに注文が入るようすから「地域素材を活かした手軽なグルメ」への注目度の高さをうかがわせた「江の島しらすカレーパン」。田丸さんは「お客さまの反響を見て、中身のブラッシュアップも検討していきます。地元のみなさんも一度味わってみてください」と言います。春の花で賑わう『江の島サムエル・コッキング苑』の散策や、湘南・鎌倉のお花見ついでに、ぜひお立ち寄りを！