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【神戸市長田区】下町芸術祭・駒ヶ林エリアでアートを感じる一日を過ごそう

小坂裕子

フリーランスMC/ライター/ワーママ(神戸市)

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「芸術の秋」ということで「下町芸術祭」の公式アート&まちあるきツアーに参加してきました。「芸術」「アート」と聞くと、どこか敷居が高い印象を受けますが、普段「芸術」「アート」に接していない方でも楽しめる内容になっていました。

下町芸術祭とは

2015年にスタートした2年に1度のアートフェスティバル。市内はもちろん、全国から人が訪れるイベントです。長田区の下町エリア内で、様々なアーティストたちの作品を展示。今回は「丸山」「新長田」「駒ヶ林」の3エリアで開催されています。それぞれまちの特色を活かした作品作りや展示がされています。私の参加したツアーは、駒ヶ林エリアをまわりました。駒ヶ林は、古くからの漁師町で、その味のある雰囲気も楽しむことができました。

細い路地を通過
細い路地を通過

ジョブズ・ペース・ラボ

一階と二階で、まるで天国と地獄を表現しているようです。

こちらを見つめる鬼
こちらを見つめる鬼

一階とは対照的な二階
一階とは対照的な二階

思わず熟読
思わず熟読

この建物にはもう一つ、複数の作家作品が展示されているスペースへの入口があります。玄関とは違い入口があまり目立たないので、見落としのないように楽しんでください。

神戸を表現
神戸を表現

近づくと見える細部の面白さ
近づくと見える細部の面白さ

よく見るとうさぎ
よく見るとうさぎ

Atelier koma

兵庫区や長田区の色んな場所の景色を切り取って描いた作品が並べられています。カラフルで遠目に見ると何かのデザインのように見えます。しかし、ひとつひとつを見ると、とても細かく描写されています。近所のローカル店を見つけると、「ああ、これ。あそこ!」と、なんだか嬉しくなります。

銅像に寿司屋にカラオケスナックまで
銅像に寿司屋にカラオケスナックまで

立体作品は空想店舗
立体作品は空想店舗

空想店舗もとてもよく作りこまれています。「まるけんラーメン」の「とんかつ(とんこつではなく)ラーメン」は6000円など、ユーモアたっぷり。

「遊合祭」ゲリラパレード

Atelier koma前
Atelier koma前

駒林神社前で一緒に合唱
駒林神社前で一緒に合唱

角野邸

映画ロケ地にもなった家屋
映画ロケ地にもなった家屋

こちらは大正時代に建てられた歴史的建築物。実は和洋折衷建築で、港側から見ると洋風です。内装も一軒の中で和の部屋と洋の部屋があります。持ち主は代々長田港の網元で、芸術家のパトロンとして多くの作家を支援してきた経緯があるそうです。展示されているアート以外にも、建築物を見る楽しみもありますね。

変化するアート作品
変化するアート作品

この作品、なんと、好きな部分を切り取って持ち帰ることができます。アート作品は、展示期間を終えると行き場を失うものも少なくありません。それならば多くの人に持ち帰ってもらおうとのこと。だんだんとなくなっていく作品の姿もまた、アートなのだということを教わりました。畳や襖に映る影も美しかったです。

粘膜座敷
粘膜座敷

難しいことはわかりませんが、この部屋に入り「美しい!」と息をのみました。他の部屋もそうですが、こういった展示は、見る時間帯やその時の自分の気持ちによって見え方が大きく変わります。解説に「理想的極楽」という言葉がありましたが、正にその言葉の印象を受けました。

アルミニウムの作品
アルミニウムの作品

とても精工で左右対称
とても精工で左右対称

下書きなしで金槌を打ちながら作っていくそうです。ツアー中盤、このあたりでだんだん「芸術」「アート」への抵抗感はなくなり、自分の感じるままに楽しめるようになってきました。

二葉じぞう広場

アート作品は建物の中だけではありません。また、見るだけのものでもありません。公園に参加型アートがありました。

自由に描ける黒板とフォトスポット
自由に描ける黒板とフォトスポット

マスクメンの文字とその奥のオートバイ・サイドカーをご覧ください。これはコロナ禍をむしろ楽しむアート。あえてマスクのまま記念撮影することで、楽しい写真が撮れるフォトスポットです。サイドカーとオートバイ本体の距離が普通よりも長い理由は、フィジカル・ディスタンスが保てるようにという配慮か、それとも作家からの何かメッセージなのかもしれません。

閑居 永門

リノベーションされた古民家
リノベーションされた古民家

ギャップの大きい外観と内観
ギャップの大きい外観と内観

建物に入ると、香ばしい珈琲の香りがたちこめていました。芸術祭期間中は、200円で珈琲を1杯飲むことができます。ソファに座ってゆっくり休憩するにはとてもよい雰囲気です。(13:00~15:00・22日は休業)

駄菓子屋フレンド

たこやき7個150円
たこやき7個150円

昔ながらの駄菓子屋さん
昔ながらの駄菓子屋さん

能面など店主の作品を展示
能面など店主の作品を展示

旧駒ヶ林保育所

芸術祭会場の新校舎(右)と国登録有形文化財の旧校舎(左)
芸術祭会場の新校舎(右)と国登録有形文化財の旧校舎(左)

製作方法が気になる作品
製作方法が気になる作品

踊りながら描かれた作品
踊りながら描かれた作品

グーグルストリートでまちを見ている様子が映されている動画
グーグルストリートでまちを見ている様子が映されている動画

外出自粛が呼びかけられ続けたこともあり、芸術祭が開催される場所へあえて足を運ばす、グーグルストリートを使って駒ヶ林のまちを見てまわったそうです。そして、その中で見つけられた落書きが、立体の木彫作品に仕上げられ展示されています。この作品を見た人が、元の落書きを見に行くというサイクルが面白いですよね。

立体作品になった落書き
立体作品になった落書き

10月24日(日)まで開催

2時間半のツアーでしたが、案内や解説を聞けたことで気づくこともあり、とても楽しかったです。それでも「もう一度、今度は一人で来てゆっくりじっくり見たい」と思えるほどあっという間の2時間半でした。開催期間中、何度訪れても楽しめること間違いないと思います。

ツアーは人数限定で、オンラインツアーも開催。今後開催分の募集に関しては、公式HP(外部リンク)でご確認ください。作家情報もHPで確認できます。パンフレットの地図を見ながら自分でまわったり、一か所集中で見たりと、自分に合ったペースで楽しみましょう。「下町」で、アートを身近に感じてください。

以上リポートは
MCのB面:新米ライター・YUKOでした!

イベント情報

下町芸術祭2021
※開催時間や内容は会場によって違うため、最新情報は公式HP(外部リンク)でご確認ください。

各エリアへのアクセス

駒ヶ林エリア
神戸市市営地下鉄(海岸線)駒ヶ林駅より徒歩10分圏内
神戸市営地下鉄(西新・山手線/海岸線)新長田駅より徒歩20分圏内
JR新長田駅より徒歩20分圏内

新長田エリア
JR新長田駅より徒歩15分圏内
神戸市営地下鉄(西新・山手線/海岸線)新長田駅より徒歩15分圏内

丸山エリア
神戸電鉄(有馬線)丸山駅より徒歩10分圏内
神戸市バス(4系統)丸山より徒歩10分圏内
神戸市バス(17系統)花山町より徒歩20分圏内

主催:新長田アートコモンズ実行委員会
共催:NPO法人芸法、NPO法人DANCE BOX、コミュニティサロンGnu、スタジオ・長田教坊
助成:神戸市長田区

新長田アートコモンズ実行委員会
TEL:078-647-7430

※感染症対策のため、各会場では不織布マスクの着用やアルコール消毒の協力をお願いしております。

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