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運河から届ける地域の絆つながるイベントをレポート!全国の武将隊も【神戸市兵庫区】

小坂裕子

フリーランスMC/ライター/ワーママ(神戸市)

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今月3日「2021兵庫運河祭・兵庫津武将祭~平清盛903歳祭~」が開催されました。9月に新型コロナの影響で一旦延期となったため、この日を楽しみにしていた人も多かったのではないでしょうか。いくつもあるあちこちのステージが盛り上がっていました。

午前中は、初代県庁館開館記念式典(郷土愛を育む「兵庫津ミュージアム・初代県庁館」がOPEN!館内をご紹介【神戸市兵庫区】)を取材していたので、午後から子どもたちと合流。キッズ広場の縁日を横目に、先に昼食を済ませることにしました。「イオンステージ」では、武将隊座談会、落語、神戸ゆかりのアーティストのステージなどが行われていました。

キッズひろば
キッズひろば

運河に浮かぶ平舞台

食後、慌てて野外の水上ステージ「経ヶ島舞台」へ。こちらでもヴィッセルセレイアによるオープニングが行われたあと、神戸ゆかりのアーティストステージが始まっていました。私のお目当てはアカシアオルケスタとワタナベフラワー。観覧エリアまで移動しているとアカシアオルケスタの演奏が聞こえてきました。そして観覧エリアには入場制限が。「反対側からなら入れるかも」と情報をいただき急ぎましたが、残念無念。ステージは終わってしまいました。

この入場制限、感染症対策のひとつでした。観覧エリアには2か所の出入り口があり、検温、消毒、マスクチェックを経てリストバンド着用という徹底した対策の上、さらに過密を防ぐための入場制限だったようです。

気を取り直して次のステージのスタンバイ。ちょうど観客の入れ替わりのタイミングでいい場所を確保できました。足元には立ち位置を示すマークが貼られていて、ソーシャルディスタンスが保たれていますが、家族はその限りではないという配慮もありました。

出演者は、ステージ上ではずっと周辺から見られ放題なので、リハーサルはもちろん公開リハ。トークも交えながら本番が始まっているかのようでした。

ワタナベフラワー
ワタナベフラワー

今回のステージ、飛沫対策のため、一緒に歌ったり掛け合いをしたりということは促せません。その代わりに振り付けで楽しませてくれました。子どもにもマネできる簡単な振り付けです。大人も子どもも一緒に、歌うように踊っていました。

因みに私「お目当て」と書きながら、実はワタナベフラワーの曲は1曲も知りません(ごめんなさい)それでもいつも楽しくステージを演出してくれる地元アーティストとして昔から知っています。

その盛り上がりは今も健在でした。地元ワードの出てくる歌も面白かったですが、一番アドリブの効いた面白さが出たのはラスト曲の後「ありがとうございましたー!」とステージが終わったと同時に流れた「アカシアオルケスタ/スーパースター」。現場で途中のトークを聞いていて、かつアカシアオルケスタも知っている人なら「うまいことやるなー」ときっと同じツボにハマっていたに違いありません。そんな風に共演者がいないところでも絡めるのは地元アーティスト同士だからなのかもしれません。

神戸・清盛隊
神戸・清盛隊

その後、全国武将隊の演舞がはじまり、伊達武将隊、忍城おもてなし甲冑隊など、様々な武将隊が登場しました。そしてステージのフィナーレは我らが「神戸・清盛隊」です。

「神戸・清盛隊」は、2012年に制作されたNHK大河ドラマ「平清盛」に合わせて誕生。神戸市観光キャンペーンのPRキャラバン隊として結成されました。翌年活動を終了したものの、ファンからの存続させてほしいという声援に応え、復活しました。この日、神戸・清盛隊は、兵庫津ミュージアムにも出演していたようです。

平清盛と運河

地域のシンボル・清盛くん(平清盛)
地域のシンボル・清盛くん(平清盛)

ここで少し歴史の話を。運河祭・武将祭には、この地の歴史が関わっています。奈良時代より天然の良港として知られ「大輪田泊(おおわだのとまり)」と呼ばれ親しまれていた兵庫区は、平安時代に平清盛によって大修築工事が行われ、日宋貿易の拠点となりました。その後、兵庫津(ひょうごのつ)と呼ばれるようになり、国内第一の港として賑わいました。平清盛なしには今の兵庫の発展はなかったかもしれないのです。

兵庫運河は、明治7年に着工されましたが、その後は難航。苦難を乗り越え、明治32年にようやく兵庫運河を構成する5つの運河が完成しました。水面積は日本最大級です。大正から昭和初期にかけて、一大商工業地域としての賑わいと活力にあふれていました。しかし、太平洋戦争の空襲で壊滅状態となり、さらに阪神・淡路大震災で多くの史跡や文化財が被災しました。

現在運河周辺は、今回のイベントの会場にもなった「新川運河キャナルプロムナード」をはじめ、親水空間として整備され、水上広場やベンチ、植栽などがあり、市民の憩いの場となっています。新しいものを取り入れる玄関口であった兵庫津の歴史を活かし、新旧のものが融合し発展していくまちづくりが進められています。

子どもたちによる発表の場

「まちの元気は子どもたちから」ともいわれますが、コロナ禍で活躍の場が少なくなってしまった子どもたちにとって「はっぴぃミニひろば」はとてもよい経験の場だったと思います。中高生による吹奏楽やダンスの他、地域のレッスンスクールから日舞やチアなど、多くの子どもたちが日頃の成果を発表する場として真剣な目をしてステージで披露していました。

展示販売ブース

その他、様々な団体による展示販売ブースも出店されていました。手作りの焼きドーナツは優しい味で美味しかったです。最後に、赤い羽根共同募金・ガチャガチャ募金で子どもも満足。刺激いっぱいの一日でした。

就労継続支援B型作業所 ホザナ・ファクトリーの焼きドーナツ
就労継続支援B型作業所 ホザナ・ファクトリーの焼きドーナツ

地域の魅力や歴史の発信の他、地域の絆づくりという目的も持ち合わせています。「絆」というものは、毎年継続することで少しずつ固く強くなっていくものですよね。またこれからも続けて開催して欲しいです。

以上リポートは
MC のB 面:新米ライター・YUKO でした!

同時開催された「兵庫津JAZZ LIVE & 兵庫五国マルシェ」の記事はこちら(兵庫県の魅力集結!イベントレポート~神戸のジャズと兵庫のマルシェ【神戸市兵庫区】)。その他にも兵庫津関連の情報を沢山発信していきたいと思います。よろしければプロフィールページからフォローよろしくお願いします!

イベント情報

2021兵庫運河祭・兵庫津武将祭~平清盛903歳祭~ (11/3開催)
10:00~17:00(各会場による)
主催:兵庫運河祭・兵庫津武将祭実行委員会

施設情報

イオンモール神戸南
神戸市兵庫区中之島2-1-1
神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前」駅直結
JR兵庫駅から徒歩約15分

新川運河キャナルプロムナード
神戸市兵庫区切戸町2-3-1
神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前」駅から徒歩約7分
JR兵庫駅から徒歩約13分

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