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元祖リベイクのバルミューダが満を持して新トースター「ReBaker」を発表

コヤマタカヒロデジタル&家電ライター
プレゼンをする寺尾玄社長

家電メーカーのバルミューダが新しいトースターを発表しました。名前は「ReBaker」。2月1日から予約が開始されており、2月20日から発売開始です。

発表会&体験会にていち早く試してきました。

「ReBaker」はバルミューダのトースターシリーズの新モデルです。BALMUDA The Toaster/Proに次ぐモデルで、シリーズで初めてスチーム機能を非搭載。水を入れることなく、パンを美味しく焼き上げます。

価格は2万4200円(税込)
価格は2万4200円(税込)

「ReBaker」の名前のとおり、特に力を入れているのが、リベイク機能。菓子パンや食事パンをより美味しく温めることができます。代表の寺尾氏によると、これまでのBALMUDA The Toasterでもフランスパンモードやクロワッサンモードを使うことで美味しく焼くことはできていましたが、イマイチ決まって折らず、その間が欲しいと思っていたそうです。

寺尾氏の青春の味だという山崎の「まるごとソーセージ」が美味しく温められる
寺尾氏の青春の味だという山崎の「まるごとソーセージ」が美味しく温められる

このリベイクにこだわったのがこのモデルということ。寺尾氏が大好きな山崎製パンの「まるごとソーセージ」も美味しく焼くことができます。

さらにReBakerでは、パンのリベイクだけでなく、揚げ物などのお惣菜の温めも可能。専用に開発されたフライモードではデパ地下やコンビニなどの中食ニーズにも対応しています。しかもフライドポテトも揚げたてに近い状態に戻せます。

明太フランスもカリフワ食感でした。
明太フランスもカリフワ食感でした。

実際に「ReBaker」で焼いた「まるごとソーセージ」や、あんパン、明太フランスなどの食事パンと、唐揚げ、コロッケ、エビの天ぷらなどを試食しましたが、温か、サクサクでした。しかも表面は全く焦げていません。

市販のフライドポテトが美味しく復活するのもポイント。
市販のフライドポテトが美味しく復活するのもポイント。

冷めると美味しくない天ぷらも揚げたてのようでした。
冷めると美味しくない天ぷらも揚げたてのようでした。

バルミューダ によると、水を入れない分、しっとり感や焼きのクオリティの部分では従来モデルに劣る部分はあるそうですが、水を入れる手間がないのは、忙しい朝には便利そうです。

スチーム機能はありませんが、それでもチーズトーストは十分以上に美味しかったです。
スチーム機能はありませんが、それでもチーズトーストは十分以上に美味しかったです。

惣菜パンや揚げ物の温め直し、リベイクをしっかりしたいなら、「ReBaker」が活躍しそうです。

【バルミューダ】公式サイト

デジタル&家電ライター

1973年生まれのデジタル&家電ライター。大学在学中にファッション・カルチャー誌で商業誌での執筆を開始。その後、PCやデジタルガジェット専門分野として執筆活動を展開し、2007年頃より白物家電に注目、執筆範囲を大きく広げる。現在は家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆する。また、執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関してのコンサルティングやアドバイザーなども務める。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。

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