※お酒は20歳になってから

カルディで2月27日まで21％オフの赤ワインがさすがのおいしさ…！

カルディコーヒーファームのワインの中でも、特に選ぶのが難しいのが「赤ワイン」。本日は、そんなカルディの赤ワインからこれはさすがのおいしさ！と感じたワインのご紹介です。

今回は、2月27日までの期間限定で、セール特価で販売している「トレンタンニ　ファレスコ 2020」という赤ワインに注目してみましょう。

価格は21％オフで、通常2,354円（税込）⇒1,841円（税込）です。千円台に突入するのが嬉しいところですが、ちょっとカルディのワインの中ではお高めの部類かと思います。

特価ワインで初心者も詳しくなれる！見るべきポイントはここ

特価とはいえ、千円台後半というお値段である以上、飲んでなんとなく終わってしまうのではなく、明日から周りに語れるようなワイン知識を身に着けていきたいものです。今回はワイン有資格者の筆者がとても簡単に語れるワインのコツをお伝えします。

ワイン初心者は「ブドウの品種」に注目

まず、今回の赤ワインのトレンタンニ　ファレスコ 2020で見るべきポイントは「原料となるブドウ品種」です。ワインは原料となるブドウ品種で味がだいたい決まるといっても過言ではありません。ワインを飲む際に、「このブドウ品種は、こういう特徴がある」と抑えてしまえば、ワインについて一気に詳しくなることができるわけです。

今回の特価ワインは「イタリアの2種ブレンド」

このワイン トレンタンニ　ファレスコ 2020は、２つのブドウ品種を用いたブレンドワインです。それぞれの特徴を抑えるとワインの全体像がクッキリと浮かび上がってきます。このワインは

• メルロー
• サンジョヴェーゼ

という品種を半分ずつブレンドしています。１つずつ解説しましょう。

ブドウの品種①「メルロー」

メルロー種は主に赤ワインに用いられるブドウ品種。特徴は、ドライプルーンやブルーベリージャムのような、皮が黒や紫のベリー系の香り・味わいがします。また、熟成したものは落ち葉が混じった土のような香りが感じ取れます。

赤ワインにした際は、味わいも濃いものに仕上がる傾向がある品種です。メルロー種は、口にした際に、後味が渋すぎず、まろやかなのがポイントです。

赤ワインがもっとわかる！ポイントは「後味」？？

ここまでお伝えしたうえで、赤ワインを楽しむ際のポイントが１つあります。それは「赤ワインの後味」です。特に、ワインを飲み始めたばかりのころは、赤ワインの渋～いに少し抵抗があると思います。しかし実は、赤ワインなら何でもかでも渋いと思い込むのは間違いです。いろんなワインを飲んでいくと

• 後味までしっかり渋いもの
• 後味はそこまで渋くないもの

の2通りが赤ワインにもある点に気が付けるはずです。

後味の渋さを意識しよう

特に舌に残るような渋み成分を「タンニン」と言います。たとえば、今回のワインで用いられているブドウ品種、メルロー種はタンニン（渋み成分）がまろやかな品種で知られています。ようは、濃いのに渋すぎないということです。これに対して、チリ産のワイン等で多く見られる「カベルネソーヴィニヨン」というブドウ品種はとってもタンニンが豊富で渋さが残る品種です。

一概に味わいが濃いワインと言っても、後味までずっと渋いのか、それとも渋さが穏やかなのかを意識するとよいでしょう。ワインの渋さは、醸造によるところもありますが、ブドウの品種由来であることが多いのです。このポイントを意識すると、赤ワインを楽しむ幅が広がるはずです。

ブドウの品種②「サンジョヴェーゼ」

イタリアを代表するブドウ品種であるサンジョヴェーゼの特徴は、いちじくのようなドライフルーツ様の香りが感じられる点。そして、なによりメルローと異なり、しっかりした渋みが感じ取れる品種でもあります。合わせて、豊かな酸味を有しているため、大変メリハリのある作りのワインになります。

つまり、このワイン トレンタンニ　ファレスコ 2020はサンジョヴェーゼの持つ酸味と渋み、メルローの持つまろやかさをブレンドしたハイブリッド型の複雑さを持ったワインである…と感じながら飲むと、より一層楽しめると思います。

セール期間中ながら味わいは3千円級！！

このワインは果実味と合わせて濃厚さ、複雑さがあり、とても高級感が感じられるワインと言えるでしょう。濃くてしっかり系のワインがお好きであれば気に入るはず。カルディのセール期間は2月27日まで。お見かけの際はぜひ。