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【京都市】東山区『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2021』♪自然と調和するアート作品♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

榮榮&映里(ロンロン&インリ)RongRong&inri『即非京都』

「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」は、京都を舞台に数カ所で開催される国際的な写真祭で2021年は9月18日〜10月17日の会期で開催されます。

その中でも、私が楽しみにしていた展示の一つがロンロン&インリさんです♪

京都市上下水道局と共同開催で「琵琶湖疏水記念館」の「屋外スペース」で行われているこの展示会、琵琶湖疏水にお世話になっている京都市民として、琵琶湖疏水記念館に初めて入りました。

琵琶湖疏水
琵琶湖疏水

水の量がすごいです!

アート空間の使い方が圧巻!
アート空間の使い方が圧巻!

榮榮&映里(ロンロン&インリ)さんは、自然をコンセプトにした空間演出が卓越してらっしゃいます。

アーティスト紹介
アーティスト紹介

屋外スペースもかなり水の威力が感じられる場所で、京都市動物園の隣にありながらも、晴天に恵まれ自然が織りなす音と共に、自然をモチーフにした写真を個性的な展示方法で行われていたことに完璧なアートのコラボを感じ、感銘を受けました。

榮榮&映里(ロンロン&インリ)RongRong&inriさん
榮榮&映里(ロンロン&インリ)RongRong&inriさん

中国写真芸術の先駆者である榮榮(1968年生)と、日本人写真家の映里(1973年生)は2000年より、「榮榮&映里」として北京で共同制作を開始。中国における写真表現のけん引役を担っている。2015年には京都に移住。歴史、文化、風土が複合し重層的な景観を生み出してきた千年の都「京都」の文化的景観の根底に、水循環が深く影響していることに着想を受け生まれた新作「即非京都」を発表する。

とっても素敵なお二人とお話ができて、嬉しかったです。

見落としてしまいそうですが、室内展示もあり、真っ暗闇のなかで光と映像によるこの展示は私にとって衝撃的でした。

元々ある、琵琶湖疏水施設をうまく利用しながら空間演出することは、容易なことでなないと思いますが、見事に建物全体をアート空間として演出されていました。

本当に、もう感動とドキドキ感が止まらなかったです!

コロナ禍での『京都国際写真祭』

去年に引き続き、コロナ禍で実施するには、大変な努力や労力も必要で、ボランティアで参加されている方の存在は、大切で重要だということを関係者から聞きました。

ボランティアで参加されている方も、「写真は自分もただ好きで自分でも撮るけど、こうやってボランティア活動させてもらうだけでも写真と向き合え、写真が好きな人たちと出会えて楽しい」とおっしゃっていました。

写真というアートワークが、コミュニティを作りネットワークを広げ、社会に貢献するというこのイベントは、本当に私も勉強になることばかりです。

会場:京都文化博物館 別館、琵琶湖疏水記念館 屋外スペース、誉田屋源兵衛 竹院の間・黒蔵、両足院(建仁寺山内)、出町桝形商店街、二条城 二の丸御殿 台所・御清所 東南隅櫓、HOSOO GALLERY、Sfera、ASPHODEL、BAL LAB(京都BAL4F) ほか京都市内各所
*二条城会場はオープンを延期
会期:2021年9月18日(土)~10月17日(日) *開館時間、休館日がそれぞれ違いますのでご注意下さい
*会場入場は閉館の30分前までとなります(会場によっては時間が異なる場合がございます)
*混雑状況により、最終入場時刻より前に受付を締め切る場合がございます
入場料:一般パスポート:4,000円、一般パスポート ドネーション付き:10,000円、学生パスポート:2,000円
*中学生以下は無料
*障害者手帳をご提示のご本人様とご同伴者1名様は無料
*パスポートは未使用であっても払い戻し、再発券はできません
問い合わせ先:KYOTOGRAPHIE 事務局
TEL:075-708-7108 ウェブサイト:https://www.kyotographie.jp/
E-mail:info@kyotographie.jp

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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