【京都市】左京区・岡崎にある『京都市勧業会館みやこめっせ』京都伝統産業ミュージアム
京都の人でも、足を頻繁に運ぶという人はそう多くはないかも知れません。
かなりの穴場で、私は大好きな場所です♪
今日は、岡崎地区にある「京都市勧業会館みやこめっせ」の地下にある「京都伝統産業ミュージアム」をご紹介します。
B1Fにある『京都伝統産業ミュージアム』
京都の町に息づく『美とわざの世界』をより多くの人に感じてもらい、産業と文化と人の出会いの場として「京都伝統産業ミュージアム」があります。
京都の伝統工芸を見学・体験できる施設で、実際に手にとって触ったり音を出したすることも可能です。
京都の匠の技で生み出された美しい工芸品の世界を展示し、わかりやすく紹介しています。
愛らしい伏見人形がまず、出迎えてくれて、とっても気分が上がります♪
染織品から諸工芸品まで、多彩な京都市の伝統産業74品目すべてが壁面に展示され、タッチパネルでは詳細な解説や製造工程の動画を見ることもできます。
また職人による実演や、伝統工芸に関する企画展やイベントなども開催されています。
能面の作り方から、着物、甲冑、神具、仏具まで京都の伝統産業に関わるものが一度に体験できます。小学生の時に、まだ勧業館という名前だった時に社会見学で訪れたのを覚えています。
甲冑の説明まで丁寧に英語でありました。「高津商会」で海外からのお客様に英語で「大名行列」の説明をしないといけなかったので、大変勉強になり重宝しました♪
その他にも、「高津商会」の倉庫にも多くあるようなものが沢山展示されているので、その使い方や作り方など、とにかく知れば知るほど、感嘆させられる伝統産業品の数々…
特別企画展
今年の夏は、特別企画展『スペースマウンティング』が行われていました。
京表具を通して伝統技術の継承、普及に務める表具師の井上雅博氏による監修。
グラフィックやアート、デザイン、マンガ、分野を超えて空間をも表装する表具師の仕事展を垣間見れました。このグラフィックアートを作成したイノウエジュン氏により招待を受けましたが、本当に圧巻の企画展でした。
体験する“空間表装”の世界、表具こそ日本が誇る究極のコラボ技法と井上氏はいいます。表具は奥深い…
また、「KYOTO GRAPHIE2021」でも建仁寺塔頭 両足院での展示会で、表具とコラボをしていました。(参照→ https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100138846 )
この秋は、紅葉が綺麗な京都が誇る、伝統文化や伝統産業を体験しに「京都産業ミュージアム」へ足を運んでみるのもいいですね。
住所:京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせB1F
電話番号:075-762-2670
営業時間:9:00~17:00(入館16:30)
休館日不定休:(公式ホームページにてご確認ください)
アクセス市バス:「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩約2分
地下鉄東西線:「東山駅」下車徒歩約10分
HPアドレス:http://kmtc.jp