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【京都市】下京区『渉成園』12月8日まで特別無料ライトアップ♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

東本願寺の庭園「渉成園(枳殻邸)」では、11月13日(土)から12月8日(水)まで、ライトアップが行われます。今年のライトアップは、「おひがしさん門前未来プロジェクト」の一環として行われ、まずは「渉成園」というお庭を、広く皆さまに知っていただき、足を運んでいただくことを願い、特別に無料でご覧いただけます。ぜひこの機会にご来園ください。詳しくは、特設ホームページをご覧ください。(HPより)

おひがしさんで親しまれる「東本願寺」さんの別邸である「渉成園」のライトアップが無料で楽しめるということで、早速会社帰りに心友と一緒に行ってきました!

真宗大谷派東本願寺から徒歩すぐにある、国の指定名勝の庭園で、寛永18年(1641)に3代将軍・徳川家光から当地を寄進され、石山丈山が作庭したと伝えられている庭園。枳殻(からたち)が植えられていたことから、枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています。

中は広く、庭の中にもそれぞれに見所が満載!

文政10年(1827)に渉成園を訪れた詩人の頼山陽は「渉成園記」の中で主な建物・景観を「十三景」として紹介し、その風雅を讃えています。

京都駅から徒歩10分の距離にあり、アクセス抜群の観光名所です。庭の中からも京都タワーが見れました。

うさぎちゃんが椿の花に囲まれ、コッソリ庭におりました。

渉成園(しょうせいえん)は、京都府京都市下京区にある真宗大谷派の本山・真宗本廟(東本願寺)の飛地境内地。東本願寺の東方約150メートルに位置し、ほぼ200メートル四方の正方形をなす。面積3.4ヘクタール。西は間之町通、東は河原町通、北は上珠数屋町通、南は下珠数屋町通に接する。

名称は、中国六朝時代の詩人陶淵明の「園日渉而成趣」の詞にちなむ。また、周囲に枳殻(カラタチ)が植えてあったことから、「枳殻邸」(きこくてい)とも通称される。

昭和11年(1936年)12月、国の名勝に指定される。

9世紀末に嵯峨天皇の第12子・源融が奥州・塩釜の風景を模して作庭した六条河原院の故地とされる。(wikiより)

紅葉も綺麗なグラジュエーションを見せてくれながら、池に鏡のように映る姿は圧巻です。

私が好きな日本庭園「名勝無鄰菴」さんの庭師である加藤植彌造園さんが、日頃「渉成園」の維持管理をつとめられています。さすが、自然と庭園のあり方、そして都市の借景による対比が素晴らしいです。

大きなイブキの木も一つの展示として庭に存在感をどっしりと出していました。

人気映画「燃えよ剣」のロケ地としても知られる「渉成園」さん。「本能寺ホテル」のロケ地としても使われています。老舗会社「高津商会」の小道具らも活躍しております♪

12月8日まで無料で楽しめるなんてすごく贅沢なイベントですので、是非、紅葉を楽しみに出かけられて下さいませ〜

渉成園ライトアップHPhttps://www.monzen.serd.jp/mirai-lightup

【開催概要】

期日:2021年11月13日(土)~12月8日(水)

時間:18:00~21:00(最終入園20:30)

場所:〒600-8190 京都市下京区珠数屋町通間之町東入東玉水町

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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