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【京都】『高松神明神社』と戦国武将『真田幸村』(テレビ撮影&芸人「ガクテンソク」さん)

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

戦国武将である「真田幸村」のゆかりの地といえば大阪や和歌山、出身地である長野が多いのですが、京都にもしっかりと関係する神社がありました。

高松神明神社

現在のご祭神は「天照大神・八幡大神・春日大神」を祀り、開運厄除けの神さんとして信仰を集めています。境内には宥玉法印が、紀州九度山の伽羅陀山に安置してあった真田幸村の念持仏である「真田地蔵」や「幸村の知恵地蔵尊」があります。

高松殿の旧跡にして、御鎮守の御社なり」と古記録にあり平安初期、醍醐天皇の皇子高明親王が七歳の時、源朝臣の姓を賜り、左京区の一条一坊に源高明公の御殿として高松殿を造営、同時に伊勢から天照大神を勧請し、鎮守の社として祭った社が当社の初めである。高明公の娘明子が藤原道長と結婚し、高松殿を住居とした。その後、後白河天皇がここで即位、御所(里内裏)として使う。保元の乱(1156)では一時天皇方の本拠地となり、源義朝や平清盛らが参集した。平治の乱(1159)で高松殿は焼失し、当社のみが残った。境内には、地蔵尊、金比羅神社をはじめとする末社があったが、元治元年の「蛤御門の変」による大火によりことごとく焼失した。現在祭神は天照大神・八幡大神・春日大神を祀り、開運厄除けの神さんとして信仰を集めている。境内には宥玉法印が、紀州九度山の伽羅陀山に安置してあった真田幸村の念持仏を拝領してきた神明地蔵尊「幸村の知恵の地蔵尊」がある。地蔵堂の台石をさすり、子達の頭をなでると知恵を授かると信仰されている。

神社には珍しい地蔵堂があり、この地蔵堂には、戦国時代に活躍した武将・真田幸村公と縁のある神明地蔵尊が安置されています。

お堂正面の台石をさすり、その手で子どもの頭をなでれば知恵を授かるといわれています。

絵馬も変わった形をしており、真田氏の家紋にちなんで、結び雁金と六文銭がデザインされてます。雁部分はくりぬくことができお守りにもなります。

四角い穴の開いた銅銭を6枚並べた六文銭は、地蔵信仰由縁の紋になるそうですよ。境内には『オガタマノキ』という御神木とそのそばに『水琴窟』もあります。

『真田幸村』の甲冑

大河ドラマ『真田丸』でも真田幸村の甲冑は有名になりましたが、日本映画やドラマなどでおなじみ『高津商会』でももちろん、ドラマで使われた甲冑があります。

真田幸村の甲冑は、高津商会の武将体験でも大人気です♪

KBS京都のテレビ取材で老舗会社『高津商会』倉庫まで、お笑い芸人『ガクテンソク』が来てはりました♪ 高津商会の伊藤さんにお連れいただき撮影しているところを取材。

その様子は、12月17日昼にKBS京都テレビの『きらきん!』で放映でした。

なんとその際に、よじょうさんが着た甲冑が「真田幸村」の甲冑

お笑い芸人らしく、面白おかしく甲冑を着こなしている姿が愛らしくもありました。

『高津商会』の倉庫には、様々な甲冑だけでなく、実際に時代劇やテレビドラマなどで仕様されたものが沢山あります!まるで博物館のようで、何度いっても私もドキドキします♪

テレビ撮影には、「高津商会」の杉原さんがパッション込めてそれぞれの道具の使い方や名前、由来など説明してはりました。

その他にも、著名映画やドラマで使用されている小道具・美術『高津商会』ならではの珍しいものを見つけては、着けたり持ったりして、はしゃいでいるお二人の姿が新鮮で楽しく撮影が進んでいました。

映画やドラマ、舞台などで使用された小道具などにご興味ある方は見学も可能だそうです。是非、「高津商会」までお問い合わせください〜♪

高松神明神社(よみがなたかまつしんめいじんじゃ)
通称:神明さん
住所・所在地京都市中京区姉小路通釜座東入津軽町790

高津商会
住所:〒616-8163 京都市右京区太秦西蜂ヶ岡町13番地
TEL:075-882-7866

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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