【京都市上京区】京町家で見れる「陶灯展」ー玲瓏透徹:れいろうとうてつー
京町家と陶灯展
京都市から『京を彩る建物や庭園』に指定を受けた伝統的な京町屋で陶の灯りを展示しているよ、との情報が入りました。早速、西陣に住むとしえちゃんと一緒に出かけてみました。
なんと、ギャラリー吾子としてもオープン初日であったこの日、京町屋が明るく優美に華やいでました。
陶器に開けられた細かな穴から、こぼれる光りが織りなす幻想の空間。こんな優美な世界があるのだと京町屋の中でほっこりさせてもらえました。
林真理さんという作家さんが在廊でしたので、ご夫婦にお話を伺いました。奈良にアトリエがあるのでどうしても奈良の題材が多くなると仰ってましたが、薬師寺さんや室生寺さんなどだけでなく、モンサンミシェルなどの風景も素敵でした。
金魚鉢という題のものは色鮮やかで、光を内から当てると金魚が浮かび、その周りには水玉模様やうろこのような模様が光と共に周りを華やかせています。
電気がいらない日中でも淡い色で染められているので、そのままインテリアとしても素敵♪
内から電気を当てると浮き出てくるお花や草木の様子だけでなく、なんとも神秘的なのは”白衣観音さま”。私も交通事故にあいかけたときに、白衣観音様が現れ(?)助けていただきました。思わず、手を合わせてしまうほどの神秘的なその出で立ちに、ドキッとしました。
お手頃に購入できるものもありました。大体一つの作品に1ヶ月かかるそうで、粘土で形作るのが10日間、その後乾かして2度焼くそうです。粘土が乾くまでに、細かい作業を終えてしまわないといけないので、大変ですね。
29日(月)に、また在廊されているようですよ〜♪
京町屋でのギャラリーオープン初日に、とっても素晴らしい作品と素敵なご夫婦に出会えたことに感謝です♪寒くなってきた京の夜に、そっと訪れてほっこり暖かい気持ちになって癒されてみては?♪
11月25日(木)〜29日(月)16:00〜20:00
[ギャラリー吾子]
京都市上京区御前通り下立売上ル仲の町287