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【京都市右京区】時代劇のロケ地『広沢池』の冬の風物詩『鯉上げ』

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

広沢池

広沢池は、京都市内の嵯峨にあり、「高津商会」の小道具らが活躍している「時代劇」や数々の映画、ドラマの撮影などでも有名なロケ地の一つです。

日本三沢の一つとされる広沢池は、北嵯峨の「大覚寺」から東へ1キロほど進んだところにあります。

広沢池(ひろさわのいけ)は、京都市右京区嵯峨広沢町にある周囲1.3kmほどの池である。別名遍照寺池(へんしょうじのいけ)。

1969年(昭和44年)より歴史的風土特別保存地区の指定を受け、2010年(平成22年)には農林水産省のため池百選に選定された。また、日本三沢の一つにも数えられる。

かつては灌漑用として三十町歩の田圃を潤していたが、近年は鯉の養殖など養魚池として活用されている[3]。西岸には池へ突き出るような形の小さな人工島「観音島」があり、橋が架けられている。島の内部には石像の千手観音が祭られ、先端には弁天堂もある。(wikiより)

古来から観月の池として知られ、数々の歌に詠まれていることでもよく知られる場所です。

毎年12月には池の水位を下げ、コイを収穫する鯉揚げと呼ばれる行事が行なわれています。春に放流した鯉の稚魚をすくい上げて販売する「鯉揚げ」を江戸時代から行っているそうです。

この日も、水位が下げられており、1隻のボートが物憂げにありました。

鯉だけでなく、フナやもろこ、えびなども販売されてました。

夕方に着いたので、私たちはもう購入できませんでしたが、毎年、鯉を頂きに来ている人たちは、広沢池の鯉をいただくと冬を感じると言います。師走京都の風物詩である広沢池の鯉上げ。

広沢池鯉揚げは2015年12月5日(土曜日)から行われ、販売は12月末まで行われる予定ですが、売れ切れ次第で終了になるそうですよ。

広沢池(ヒロサワイケ)

〒616-8301 京都府京都市右京区嵯峨広沢町

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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