Yahoo!ニュース

【京都市】上京区 朝ドラで注目の『北野天満宮界隈』は見所いっぱい!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

先日、1月25日に2年ぶりに『北野天満宮』で開催された『初天神』。

菅原道真公を偲び、毎月25日を御縁日として天神市が開かれる。正月最初の御縁日は、約千軒余りの露店が出て賑わう。奉納書初めと天満書の作品展示も行われ、宝物殿の御神宝も公開される。

朝ドラでも『北野天満宮』が出てきて、気になっている方も多いのでは?

何度か過去記事にも「北野天満宮」さんに関してのものがあります。
「ずいき祭」「マリア燈籠」「三光門」
https://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100140106
『北野天満宮』でのお正月準備と『大黒灯篭』さんhttps://creators.yahoo.co.jp/kozushokairica/0100167602

『北野天満宮』界隈には、日本映画界における『高津商会』発祥の地であるだけでなく、歴史的にも伝統文化にも多大な影響を与えてきた場所がたくさん存在しています。

京都は、日本で初めての路面電車が開通した土地として知られています。
北野商店街を縦断する北野線が開通したのは、明治33年のことでした。
以来、昭和36年7月31日限りで廃止されるまで、北野線のチンチン電車は、明治、大正、昭和と三代にわたり走り続け、北野線沿線の人々の生活に溶け込むような親しさで、北野天満宮と現在のJR京都駅までを往復していました。(HPより)

ちんちん電車が北野商店街を縦断していたのですね。また、七本松通の発祥地でもあったと言われています。

寺之内通から南へ、姉小路通と三条通の間、およびJR貨物京都貨物駅・JR東海道本線・JR東海道新幹線で中断して十条通まで。一部狭い区間があるが、JR山陰本線と御前通の間の主要な通りである。四条通以南の一部区間では中新道とも呼ばれる。今出川通の上七軒交差点から真北へ、千本釈迦堂門前に延びるのが旧七本松通である。(wikiより)

安嘉門とは、平安京大内裏の外郭十四門の一つで北面に面した門と言われてます。諸国よりの貢物、献上品の搬入口として一条通七本松交差点界隈にあったと推測されています。

平安京全体の再現模型は京都アスニーに展示されているそうなのでまた見に行ってみたいと思います!

南座のある四条河原には常設の芝居小屋がかかり、歌舞伎発祥の地といわれていますが、出雲阿国が小屋がけをして踊りを演じたのは1603年北野天満宮境内で「かぶき踊り」を披露したのが、その始まりとする説もあります。

出雲阿国さんに関して、南座さん前にある銅像や関連記事を書いたことがありますが、歌舞伎発祥に関しては、様々な説があるようですね。

名所のそれぞれがとっても興味をそそる場所ばかりですね。おかめさん伝説で有名な千本釈迦堂さんから「土蜘蛛伝説」旧跡まで本当に、歴史深いエリアです。

牧野省三先生の住まいや撮影所があったり、「高津商会」の「高津古文化会館」などもあったりと「日本映画」に関する大切な場所である北野さんエリア。「高津商会」の小道具たちも朝ドラで活躍中だそうです♪

妖怪ストリートにも歩いて行けて美味しい食堂などもありますので、散策にはもってこいですね♪

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

高津商会RICAの最近の記事