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【京都市】『雪月花の三庭苑』のひとつ北野天満宮の『花の庭』梅園

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

花の庭

北野天満宮の御祭神菅原道真公ゆかりの梅苑が、京都洛中の名庭『雪月花の三庭苑』のひとつ、北野天満宮『花の庭』として新たに再興されました。

『雪月花の三庭苑』とは、江戸時代に俳人や歌人として活躍した松永貞徳が京都に造った、北野天満宮(上京区)の「花の庭」、妙満寺(左京区)にある「雪の庭」、清水寺(東山区)の「月の庭」で構成された三庭苑のことを言います

花の庭は北野天満宮内にあった仏教的施設の庭として残っていたのですが、明治政府の神仏分離政策に伴い取り壊されたそうです。

まだ2月初旬では「花の庭」の中の梅は蕾が多かったですが、チラホラ開花も見られ始めうきうきしてきます。

約50種もある梅の花の見頃は、梅花祭の行われる2月25日あたりから3月だそうです。約700燈のろうそくが灯る幻想的なライトアップも行われるようですよ。

北野天満宮の花手水も、華やかに飾られていました。本当に美しいですね♪

朝ドラでも「天神さん」として出てきた「北野天満宮」さんはいつ伺っても飽きることがないですね。日本映画の父「牧野省三」先生ゆかりの場所が多く、撮影所があったことも「高津商会」がここにあったのが、納得できますね。

雪月花の三庭苑 梅苑「花の庭」公開
期間/~2022年3月下旬 
※ライトアップは2月25日(金)~3月13日(日)の金・土・日曜のみ。
時間/9時~16時(受付は15時40分まで)ライトアップは日没~20時(受付は19時40分まで)
京都市上京区馬喰町
入苑料/1,000円(茶菓子付き)
電話/075-461-0005

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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