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【京都市】約40年ぶりに修復された鮮やかな国宝『西本願寺』唐門

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

『西本願寺』唐門(からもん)

西本願寺にある桃山文化を代表する国宝建造物。北小路通に面して建つ四脚門で、勅使門ともいう。桃山時代の代表的な唐門の一つで、建築細部の彫刻を眺めていると日の暮れるのも忘れるといわれ、「日暮門」とも呼ばれる。(HPより)

元は宗祖である親鸞聖人の廟堂が発展したもので、豊臣秀吉の京都整備で現在の地(京都市下京区)に移ってきたと言われています。

西本願寺の境内南側に建つ国宝「唐門」が約40年ぶりに全面修復されています。

今年の干支である虎や、黒い漆や飾り金具のきらびやかな輝き、木彫に施された鮮やかな様子などがみれます。

中国故児や麒麟の彫刻、孔雀や虎、豹、鶴など細部に渡り素晴らしい極彩色彫刻がなされており、国宝にも指定されています。

細部を見ればみるほど圧巻され、歴史的にも大切な美術品が間近でみれることに感動します。なお唐門はかつては1年に1回儀式の為に開門されていたそうですが、1984年(昭和59年)以降は開門されなくなったそうです。

唐門は1618年(元和4年)に関白・豊臣秀吉が築城した伏見城から移されたと言われています。唐門は西本願寺内で最古の建物です。唐門は東西南北に雲と麒麟・牡丹と唐獅子・竹と虎などの彩色彫刻が施され、彫刻の見事さに日が暮れるのを忘れることから日暮らし門(日暮門)とも言われています。なお唐門は高さ約8.67メートル・幅約5.37メートル・奥行き約4.4メートルです。なお西本願寺は1994年(平成6年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。(HPより)

これだけ素晴らしいと国宝であるのがうなずけますね♪

多くの映画や時代劇ドラマなどのロケ地としても使われる西本願寺さんでは、小道具などで有名な「高津商会」の刀剣なども活躍してますよ♪

西本願寺唐門

場所・・・京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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