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【京都市】北区 日本の技を伝えたい”平野の家 わざ「永々棟」”

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

「平野の家 わざ 永々棟」は、大正から昭和にかけて活躍した日本画家・山下竹斎の邸宅兼アトリエとして大正15年に建てられた木造建築で、京都の新しい文化拠点となっている建物です。

春の特別公開”ひなまつり”が行われているということでした。

『高津商会』でもお世話になっているところですので、早速お伺いしてみました。

伝統的な建物の門をくぐるととっても素敵な庭に出会えました。

期待が膨らむばかりです。

建物入り口には、私が敬愛する織部の灯籠らしき素敵な灯籠があり、ますます興奮でした。

入り口で、ご挨拶を済ませる中に入ると、ご立派な雛人形の数々に出迎えられます。

グランドピアノの上にもお雛様が。世界的ピアノメーカーであるエラールのピアノだそうです。おくどさんでは、お茶やお菓子を楽しむ人たちがゆっくりとされてましたよ。

一階と二階では、永々棟所蔵の享保雛、古今雛、有職雛、次郎左衛門雛など江戸時代から現代までのさまざまな雛人形や市松人形や西洋人形が飾ってありました。

お庭も素敵で、丁寧に手入れされていましたよ♪

二階にあるステンドグラスもとっても素敵。西洋と和が見事にマッチしていて時が流れるのを忘れる空間でした。

様々なお稽古や催し物をされているので、この機会にぜひとも足をお運びくださいませ♪

平野の家 わざ 永々棟
京都市北区北野東紅梅町11

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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