【京都市】『南大門』(重要文化財)三十三間堂の南側にある門
正面の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれ、堂内に1001体もの観音像が祀られていることで有名な『三十三間堂』。その南側に『南大門』と言われる門があります。
自動車も通過する重要文化財で、蓮華王院(三十三間堂)南大門といわれています。
安土桃山時代に、豊臣秀吉が東山大仏(方広寺)を造営した時に、『三十三間堂』も『方広寺』の境内に含まれるようになりました。
その時に周囲の土塀や門などが整備され、現在でも『三十三間堂』南西角から北を見る南西角から東を見る蓮華王院・南大門梁や貫の上に桃山時代特有の花鳥禽獣の彫刻のある蟇股があるのが見れます。
『南大門』も『太閤塀』も重要文化財となっています。「豊臣秀吉寄進」とされる「築地塀」は「太閤塀」と呼ばれています。 「軒丸瓦」 には「五七の桐」が使われています。
また「鬼瓦」 には、「五芒星」を額に戴く鬼も居るそうですよ!
京都タワーが望める1600年豊臣秀頼築造の『南大門』では、タクシーや自動車、自転車など観光や地元の人の通り道として、利用されています。
単層切妻造の八脚門で、桃山時代を代表する大規模な門の遺構である『南大門』など、都を守る門を巡る京都の観光も面白いかもしれないですね♪
三十三間堂
京都市東山区三十三間堂廻町657
075-561-0467