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【京都市】中京区 明治元年創業150年以上続く老舗蕎麦店『本家田毎三条寺町本店』さん

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の三条寺町といえば、新京極通りと共に、商店街が連なり観光客だけでなく地元の人の憩いの場所。繁華街ど真ん中です。幼少期からこの辺りでピアノのお稽古など通っていた私は、いつも通るおきまりの道でした。

三条通りに、昔から母や弟らと一緒に行く老舗蕎麦屋さんがありました。

「本家田毎三条本店」です。

その創業は明治元年(1868年)で、150年以上続く老舗蕎麦店!店の前を通るといつも美味しいお出汁の香りがします♪

京都府知事と書かれた「京の老舗」が入り口に飾られてます。

多くの有名人たちも老舗そばを楽しみに来られるようです!わたしの大好きなみうらじゅんさんのサインもカエルのキャラ絵と共に飾られてました♪

丁寧な接客のもと、さっそく席に案内され、嬉しさでいっぱいになります♪

子供の頃、よく’かやく定食’を頼んでいたなぁと懐かしくなりました。

「そば鴨すき」や「そばミニ懐石」など美味しそうな贅沢メニューも!

私は、この日の「日替わり定食」を頼みました。鴨親子丼と暖かいワカメ蕎麦のセットです。

蕎麦は冷たいのと選べたのですが、この日は少し寒かったので私は暖かいのを選びました。

まず最初に、お出汁をゆっくり口に含みます…はぁ〜ため息がでるほど美味しいエキスがいっぱいつまった黄金に輝くスープ。ワカメの味も手伝ってます、素晴らしく上品で美味しい♪

鴨も柔らかく、親子丼がとってもしっくり体の中からほっこり温めてくれました。

母は、久々にカレーうどんを頼みました。こちらも濃厚であって上品なお味にとっても満足そうな表情♪ 最後の最後の一滴までしっかり飲み干し、あぁ終わってしまった…という顔。

こだわりを持ち、吟味して選ばれた粉を使った手打ち麺と、数種の素材から取ったダシで作る上品なお出汁との絶妙なコラボレーションです。

「高津商会」でも時代劇などでお世話になっている俳優でプロデューサーである近藤芳正さんのポスターがデカデカと貼ってありました。なんだか親近感を覚えます。

「ホンモノの味」を提供することをモットーとされている「田毎」さん。これからの季節は鴨せいろなども人気だそうです!素敵な笑顔いっぱいの店員さんにお見送りして頂きながら「またすぐに戻ります〜」とお店を後にします。

ランチタイムは比較的混んでいますので、タイミングみながら京の老舗のお味を楽しまれてくださいませ♪

本家 田毎 三条本店

京都市中京区三条通寺町東入ル石橋町12

075-221-3030

営業時間 11:00~21:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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