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【京都市】左京区 9月24日松平容保の「京都守護職就任160年記念特別御朱印台紙」開始♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

「京都守護職新選組巡礼会」によると、2022年9月24日は1862年に「松平容保」公が「京都守護職」を拝命してからちょうど160年にあたるそう。

1836年2月15日生まれの幕末の大名であり、「徳川家への忠誠」を貫き「京都守護職」を拝命した会津藩主であった松平容保は、尊攘急進派の長州藩を一掃し、京都守護職となって公武合体に尽力した人です。

「京都守護職」とは、京都所司代や京都町奉行、新選組などを配下に持ち、御所の警護や京都の治安維持に当たる幕末の京都で設置された江戸幕府の官職のこと。

松平容保は悲劇のヒーローと言われることが多いのですが、幕末の混乱の中、最後まで幕府に忠義を尽くし新政府軍と対決し、「鳥羽伏見の戦い」に敗れて江戸へ逃れた後、紆余曲折があったが「日光東照宮宮司」となった、とありました。

160年を記念し、同日より「京都守護職就任160年記念特別御朱印台紙」を授与されるそうです。

(HPより)
(HPより)

授与される場所は、「壬生寺」「聖護院門跡」「金戒光明寺」。どこも「新撰組」と深く関わりがあった寺院ですね。

9/24は「金戒光明寺塔頭西雲院」での寺宝特別公開(12-15時)や會津墓地での墓前祭(13時半〜)も行われます。

「金戒光明寺」は幕末、幕府の京都守護職が置かれ、その職に任命された会津藩「松平容保」が本陣をとった場所でもあります。墓地に「松平容保公」の石像が建立され、いまでも多くの幕末ファンが訪れます。

「金戒光明寺」は、「くろ谷さん」と京都の人からは呼ばれ親しまれてきました。1175年に法然上人が草庵され、「新選組発祥の地」と言われています。

アフロ仏像』がいらっしゃることでも有名。また、紅葉の季節がとっても素敵♪

高台から見る京都の景色は圧巻で、私も頻繁に足を運ばせていただく大好きなお寺さんの一つです♪

「金戒光明寺」では、秋の特別拝観を日中拝観2022年11月12日~、夜間拝観2022年11月18日~開催されるので、ぜひとも、秋には京都の幕末の歴史を感じながら金戒光明寺の開祖、法然上人の八百年遠忌記念につくられた「紫雲の庭」と大方丈など拝観しながら紅葉狩りを楽しまれてみては〜♪

浄土宗大本山 くろ谷 金戒光明寺
住所:〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町121
電話:075-771-2204

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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