京都では、古本まつりがあちこちで行われるのですが、「秋の古本まつり」で知られているのが、京都大学からも近い「百萬遍知恩寺」です。

「読書の秋」恒例の第46回「秋の古本まつり」では京都一円から古書店が参加する青空古本市が行われ、20万冊以上の古本が販売されます。手作り市で知られる「百萬遍知恩寺」の境内で行なわれる催しです。

また、毎年初日には重要文化財である御影堂（大殿）で古本供養も行われて日頃お世話になった書物に感謝する「古本供養」も行われます。

11月3日文化の日にあわせた「百萬遍知恩寺秋の古本まつり」では、古都である京都ならではの、珍しい古書から絵本、古文書、英語の本まで幅広くそろってます。

見て歩いてるだけでもウキウキしますよ♪

「百萬遍知恩寺（ひゃくまんべんちおんじ）」は、京都市左京区田中門前町にある浄土宗の大本山の寺院です。

1331年に京都大地震が発生し疫病が蔓延した際、後醍醐天皇の勅命により宮中御所にて7日間で百万回の念仏を称え続け疫病を鎮めた事から後醍醐天皇から「百萬遍」の勅号を承ったそう。

『百萬遍念佛根本道場』、『法然上人二十五霊場 第二十二番』『大念珠繰りの寺』、毎月15日に境内にて開催される『手作り市』のお寺で知られており、地元のひとたちからも大切にされています。

京都には釈迦堂が3つあり、年末の大根炊で有名な「千本釈迦堂」、嵯峨野の「釈迦堂」、そして、『百万遍知恩寺の釈迦堂』です。お参りしながら読書にふけるのも素敵ですね♪

『百萬遍知恩寺秋の古本まつり』は、11月3日（木曜日）10:00～17:00まで行われていますので、ぜひ足を運んでみられてください♪