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【京都府】宇治木幡の『宝寿寺(御蔵山聖天)』で不思議な体験♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の山科から宇治へ向かう山越えの途中にある『宝寿寺』さんは、御蔵山の山頂にあります。御蔵山といっても非常に低い山で、自転車(電動)でも登れました!

紅葉の色が絨毯のようにとっても素敵な山々を見ながら道を進むとそこに山王鳥居が見えました

比叡山無動寺の澄光阿闍利によって創建。

到着してお参り支度していると、とっても不思議な空が山王鳥居の上に見えました。なんだか歓迎をされているようで嬉しくなってしまいます!

滋賀県の金勝寺の塔頭から移安された宇治市指定文化財に指定されている「木造菩薩形坐像」が安置されています。

福徳成就の信仰があるそうです。なんだか空模様が龍が動いている感じになってきました。

ご本尊は「歓喜天像」、すなわちガネーシャで知られる「聖天」様です。

そのため、手水舎は聖天さまの巾着袋の形になってました。

歴史的には大正時代の創建で、まだわずか100年ですが地元では「御蔵山聖天」さんとも呼ばれ親しまれています。

秘仏である大聖歓喜天である聖天さまは、本来お厨子の中にいて拝むことはできません。とってもパワフルな神様であるとされ、社長さんや政治家、経営者などの多くが信仰されていることでも知られています。

聖天さまについては以前、山科聖天さんについて書いた記事がありますのでご参照ください→

願いが叶う『山科聖天・双林院』さんで紅葉とガネーシャ・お不動様・弁財天に祈る♪

お地蔵さま、毘沙門天、大黒さまや弁財天さまがそばにいらっしゃることが多いのですが、お不動さまもいらっしゃいました。

ほっこりさせてくださる可愛いお地蔵さまたち、そして庭にはタヌキさんたちもいらっしゃいました。

ここから見える紅葉の絨毯が広がる山々の景色も素敵ですよ♪ ほっこり癒されます〜

宝寿寺(御蔵山聖天)
京都府宇治市木幡御蔵山39-3

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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