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【京都市】左京区 赤・青・黄鬼さんや山伏と一緒に『聖護院節分会』を経験♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

『聖護院門跡』は、左京区にある本山修験宗総本山の寺院です。修験道の寺・山伏の寺として知られてます。

今年は、3年ぶりに『聖護院節分会』が行われるということで早速、山伏の友達の勇姿をみに行きながら『聖護院門跡』さんに行ってきました。

山伏姿の方が法螺貝を吹きながら、青、黄、赤色の鬼さんに出迎えられます。

かっこいい姿で迎えられつつ、中に入ると甘酒のお接待の振る舞いがありました。

3日13:00から追儺式、15:00から厄除開運採燈大護摩供、18:00からお札焼きが行われます。

今年は多くの参拝客で賑わっています、「ろうそくいっぽん〜」の声が響き渡ってました。

年男福女の除災招福の豆まき、採燈大護摩供が行われる『聖護院門跡』は修験道の祖と言われる『役行者』さんがあちこちにいらっしゃいました。

節分当日は、山伏や歳男、福女に混じって鬼も一緒に豆をまきます。

明治の廃仏毀釈の際に廃寺となった末寺から預かった不動明王像を多く安置されているそう。本堂に安置されている『不動明王像』は平安後期の作!

写真撮影は不可でしたが、そのお姿に魅了されてしまいました。

寛治4(1090)年、白河上皇の護持僧・増誉大僧正の開創で、本尊は不動明王。

通常は入れないお部屋や庭なども解放されてます。花鳥や賢人、雄大な自然が描かれた黄金の襖絵は、厳かな雰囲気を演出してくれています♪

聖護院の陀羅尼豆も授与されますよ!

このありがたい『陀羅尼豆』をいただきに全国から来られます。

3日は、1時から鬼踊りと福豆まき、3時から行われる「採燈大護摩供」は修験道独特の作法。興味深いですね〜

夕方の6時からは古札焼きが始まります!夜空に火の粉が飛ぶのを見るのも神秘的です♪

京都の節分は、あちこちで豆まきと恵方巻き、護摩供などが行われてます。

以前、『聖護院』さんにはテレビの撮影で『高津商会』もお邪魔したことがあります。

山伏さんの姿と鬼さんが法螺貝の音が聞こえる中を歩き回る姿がなんとも『節分』を盛り上げてくれます。ぜひ、 修験道の寺・山伏の寺で厄除け祈願を♪

聖護院門跡
住所:京都市左京区聖護院中町15番地
電話:075-771-1880

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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