【京都市】南区 唯一無二のアート!龍や神々の陶彩画家「草場一壽」陶彩画展を世界遺産『東寺』で♪
有田焼の伝統技法を絵画に用いた”陶彩画”を描く龍作家として知られる「草場一壽」さん。
以前からその唯一無二の作風にとっても興味を持っていました。釉薬で絵付けした陶板を窯で焼成する独創的な芸術です。
その七色に輝き放つ焼き物の絵画・陶彩画が、世界遺産『東寺』の食堂で展示されています。
世界遺産 『東寺』 特別展示会 2023 草場一壽 陶彩画展
2023年3月1日(水)~5月7日(日)
時間:8:30~16:00
約4年ぶりに真言宗総本山「東寺」にて特別展示会(陶彩画展)の開催ということで、期待は膨らむばかり♪
食堂に入ってまず、十一面観音さまにお参りします。
その右手に陶彩画展が華々しくまたパワフルに行われているのが見れます。
日本映画界においても陶彩画を美術協力として提供されていることからも、日本映画における美術装飾の老舗会社である「高津商会」とは勝手にご縁を感じておりました。
作家の永遠のテーマは “いのちの輝き”。
作家が最も得意とする“龍”をモチーフにした最新作『はじまり』。
こちらはとにかくパワフルで、その光り輝く龍のお姿だけでなく、込められたメッセージも言霊としてしっかり心に焼き付けさせていただきました。
観る角度により、色が変わるだけでなくその凹凸から立体感を感じてまさにそこに存在しているような威厳さを放ちつつ、でも暖かく包み込みながらお迎えして下さってるような龍のお姿に感服♪ お連れしてくださった僧侶に感謝です。
神仏の姿、龍、鳳凰など偉大な存在を通して「本当の豊かさ」を見つめ直すきっかけとなる芸術作品が見られる展示会です。
ここ最近、特に日本最古の書と言われる「古事記」や「古事記」出てくる神様たちとご縁をいただくことが多いのですが、今回も草場さんの神話シリーズ最後の大作『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ艮の金神』が飾られていました。
草場さんのお言葉で好きなものがあります。
欧米での生活が長かった私としてはとっても心に刺さるお言葉でした。
新しい世界へ一歩を踏み出す季節である春。青い空がまるでこれからを祝福してくれているようでワクワクします♪
桜がまだ東寺さんでは綺麗でした!ザ・京都を感じさせてくれる東寺さんでは、「高津商会」の小道具たちが活躍した映画やドラマの撮影聖地としてもよく知られています。
「東寺」についての過去記事ご参照ください→ 世界遺産 紅葉と五重塔で有名な『東寺』の宝物館や「観智院」秋期特別公開は25日まで!
世界遺産 『東寺』 特別展示会 2023 草場一壽 陶彩画展
日程 2023年3月1日[水]~5月7日[日]
時間 08:30~16:00
会場 世界遺産 真言宗総本山
教王護国寺 東寺 食堂(じきどう)入場料 無料
住所 〒601-8473
京都府京都市南区九条町1