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【京都市】上京区「京都御所」にある閑院宮邸跡で雅な世界を体験♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都御苑にある「閑院宮邸跡」は、かつての皇族・閑院宮家の屋敷跡/庭園の遺構です。

東山天皇の皇子直仁親王を始祖として宝永7年(1710年)に創立。天明の大火(1788年)で焼失しましたが、閑院宮家が東京に移る明治10年まで邸宅として使用されていました。

「閑院宮家」とは伏見宮家・桂宮家・有栖川宮家と並び皇位継承の資格を持つ“四親王家”の一つ。昭和末期まで続いていた’四親王家’が「閑院宮家」だそうです。

その閑院宮邸跡の収納展示館が、総合案内所・展示室として2022年にリニューアルされ、一般公開されています。

御苑・御所関連のグラフィックや模型を展示し、シアタールームも備えており、国内だけでなく海外の方も興味を引くような作りになってます。

京都御苑の中の庭園や、宮廷の年中行事などについての説明なども丁寧にされており、また「高津商会」としても興味がある展示物が何点かあり勉強になりました。

屋敷は1877(明治10)年まで使われ、その後は華族会館や裁判所として活用されたそうで、その庭園の美しさにホッコリしました。

木造平屋で敷地面積は約1000平方メートルという説明を受けてびっくり。

一般公開は午前9時~午後4時半で無料。

自然とともにある京都御苑の歴史なども学べる貴重な場所で新緑の青もみじを楽しみながら、癒されてください♪

閑院宮邸跡

所在地 〒602-0881 京都市上京区京都御苑3

TEL 075-211-6348

展示室 通年(月曜日、年末年始を除く)月曜日が祝日の場合は開館 

         9:00~16:00(16:30閉館)

     庭園  開園日 通年(年末年始を除く)

         9:00~16:30

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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