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【京都市】東山区 「本能寺の変」を起こした戦国武将『明智光秀の塚』の謎と信仰!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都市東山区には日本史にとって大切な場所が沢山あります。

柳並木が風情を漂わせる白川の清流沿いにある和菓子屋さんから、少し入った路地裏にあるのが「明智光秀首塚」と伝えられています。

明智光秀は、「本能寺」で「織田信長」を討ち取った(本能寺の変)のちに、中国地方から引き返してきた羽柴(豊臣)秀吉らと山崎で戦い、敗れました(山崎の戦い)。

伏見の小栗栖で土民から襲撃され、明智藪で自刃したとも、殺害されたとも伝わります。

粟田口に埋められた光秀の首の上に塚が築かれ、五重の石塔が立てられた、または移転してきたと伝わるそう。

この塚に詣って祈願すると、首から上の病気に霊験があるという言い伝えがあることを、聞きました。あらたな信仰の対象になっているそうです!

首塚と伝わるその塚には、明智光秀の関連記事などが見られました。

「高津商会」でも「本能寺の変」や「明智光秀」、「織田信長」ら戦国武将に関わる映画やドラマへ小道具たちを提供したりしています。

また武将体験では人気のある甲冑の一つ!

本当に殺されたのは明智光秀だったのか、はたまた影武者だったのか、謎いっぱいの「明智光秀」。本来あった首塚は、今の首塚から徒歩約15分にある西小物座町だったと言われています。そこから移転されてきたとはいえ、「明智光秀の塚」を探すのは一苦労。

明智の紋である桔梗が綺麗な季節には、地元住民に大切に手入れされた五重塔とともに花も楽しめますよ♪

「明智光秀の塚」
京都市東山区三条通白川橋下る東側梅宮町

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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