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【京都市】上京区『北野天満宮』の史跡御土居一帯にある「青もみじ」の特別公開♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

学問の神様菅原道真を祀る「北野天満宮」。

その境内西側の史跡御土居一帯にある「青もみじ」の特別公開の招待状を「高津商会」の社長にいただきました。

「高津商会」の小道具たちが大活躍している映画やドラマのロケ地や撮影所があったこと、また日本映画の父と呼ばれる「牧野省三」先生の邸宅があったことででも知られる「北野天満宮」界隈。

日本映画にとって大変、大切な場所の一つでもあります。

過去記事をご参照ください→ 『北野天満宮』の近くにあった『法華堂撮影所』と『高津古文化会館』

「北野天満宮」では、雷除大祭が6月1日に行われたそう。「北野の雷公」と称えられる、火雷神を祀った北野天満宮の摂社・火之御子社(ひのみこしゃ)の例祭です(神事4:00(非公開))

「北野天満宮」の中にある史跡御土居は、天正19年(1591)に豊臣秀吉公が洛中洛外の境界として、また水防のために築いた土塁で、その一部が残ったものが国の史跡に指定されています。

全長約22.5kmにわたって周囲に築いた土塁です。「御土居の一部」が北野天満宮に残っています。

過去記事ご参照ください→ 豊臣秀吉による『御土居』(土居町)と『京の7口』

約350本のカエデが彩る紅葉の名所である北野天満宮の史跡御土居の「もみじ苑」が、青もみじの特別公開が行われています。

北野天満宮境内西側の史跡御土居一帯にある青もみじの特別公開。

2023年4月8日~6月25日
入苑時間/9:00~閉苑16:00(受付終了15:40)
夜間ライトアップ/4月29日~5月7日17:00~20:00(昼夜入れ替え制)
時間 9:00~16:00
料金 大人;500円 小学生、修学旅行生:250円

茶室の梅交軒に設けた舞台、国宝御本殿をはじめ境内を一望できる展望所からの眺めは絶景です!

約350本のカエデが彩る青もみじの中を散策しながら、御土居が見てきた歴史などを考えると感慨深いものがあります。

この青々としたカエデの新緑パワー、そして前日に降った雨で川の水が増量され、その流れの速さにスッキリする自分がいました。

川の水の音と強く吹く風が醸し出す青葉の擦れる音、そして初夏を思わせる太陽の光に癒されました!

「鶯橋」は朱色の橋で、御土居を囲む新緑の中にアクセントとなっており、訪れている着物姿の参拝客の集団が写真を撮影していました。

豊臣秀吉により、長い戦乱で荒れた京の都を外敵から守る防塁と鴨川や紙屋川の氾濫からまちを守る堤防として天正19年(1591)に築かれた土塁。

御土居の出入り口には、天高く堂々と立つ、樹齢600年の北野天満宮の大欅「東風(こち)」が見れます。

幹周り6mであるこの大木は、パワフル!

樹齢400年を越える三叉の紅葉などの古木もありました。

自然の力強さから醸し出される見事な美をゆっくり堪能してくださいとのことです!

本当に、この新緑が持つ青々とした力強いパワーと自然の美しさの融合が史跡「御土居」で見れる事に感動です♪

947年に創建された、全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社である「北野天満宮」。

古くより、北野の境内神域で育った梅干しは、学業成就・入試合格・災難厄除祈願など、天神さまの御神徳が大いに宿った縁起物として人気があります。

京都屈指の梅の名所としても有名で、境内と梅苑に約50品種・1,500本の道真ゆかりの梅が咲きます。

私たちも「北野天満宮」さんに参拝したら、いつも梅干しをいただきます♪

新緑パワーを古跡御土居で是非、感じて見られてください♪

北野天満宮

所在地: 〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町

電話: 075-461-0005

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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