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【京都市】左京区『下鴨神社』丑の日『みたらしまつり』で納涼!飲むご神水・みたらし団子で夏を乗り切る!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

下鴨神社』では、土用の丑の日に合わせて『みたらしまつり』が行われます。

『下鴨神社御手洗祭(みたらし祭)』とは、「足つけ神事」のことで、普段は入れない御手洗池に足を膝まで浸り、ロウソクに献灯して「無病息災」を祈願します。

まず糺の森を通り抜け、大鳥居を潜ります。

「下鴨神社」の中に入ると、早速「みたらしまつり」をおもわせる巨大絵馬が出迎えてくれます。

御本殿でお参りを済ませると、「御手洗池」へと続きます。

みたらし祭の初穂料300円を支払い、靴を入れるナイロン袋をもらいます。

英語でも説明文がありました!それだけ多くの外国人が来るようになったのですね〜

もちろん、日本語でも「御手洗祭」のながれ〜が書かれた看板がありました。

ろうそくを受け取り、早速池へと入水します。

今年は、とっても多くの人が暑い中、御手洗祭に来ていました。

御手洗池の湧き水は、真夏でも20度以下の冷水が湧き出しているそうで、結構冷たい!

橋のしたを通ると、ロウソクに火をつけます。

今年も家族の無病息災を願って…

夜はまた神秘的な雰囲気ですね!

池を出ると、靴をはいて神水をいただきます!体の中を綺麗にしてくださるそう。

すごい勢いの神水!

こちらでは、葵の紋が入ったお椀でご神水がいただけました。暑い京都の夏にとっても嬉しい冷たい水でした♪

水守や、無病息災健脚祈願の札などが授与されていました。

「井上社」の前にお札を水に浮かべ祈ります。

「御手洗祭」の由来は、井上社に祀られている神様である「瀬織津姫」からきているそう。

土曜の丑の日にこの池に足をつけると延命長寿の霊験あらたかと言われています。

また神池からの黒石は、かん虫封じの神石といわれており、この日に限り授与されます。

私も毎年、姪や甥と一緒にこの神石をいただきにきてました。

今年はとにかく多くの人が「御手洗祭」に参拝されている、と関係者が話してくれました。

瀬織津姫を御祭神である「井上社(御手洗社)」。

御神水と一緒にみたらし団子も奉納されていました。

御手洗池の地底から自然に吹き上がった水疱をかたどったものがみたらし団子の発祥といわれてます。

夏野菜や果物がたくさん奉納されていましたよ。

【下鴨神社御手洗祭2023】

下鴨神社御手洗祭2023

7月21日(金曜日)~30日(日曜日)9:00~20:00

【下鴨神社御手洗祭】

住所・・・京都府京都市左京区下鴨泉川町59

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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