【京都市】中京区 御池通にある江戸時代外様の最大の大名であった加賀藩の『加賀藩邸跡』!
四季折々の京都の美しい風情が楽しめる「高瀬川」の西側。
そこにかかる橋は「御池橋」と言って「高瀬川」に架かる橋です。
御池通沿いに河原町通りへ続く道との間は、江戸時代、加賀(石川県)藩の藩邸があったそうです。そのため、「御池橋」は「加賀橋」と呼ばれていました。
私が毎週、小学校のときから長年習い物のレッスンで通っていた場所です。
「御池橋」のあるその横に、「此辺加賀藩邸跡」の看板があります。
江戸時代初期から明治維新まで、 現在の木屋町通御池南に、加賀藩(石川県)の藩邸がありました。
加賀藩は江戸時代外様の最大の大名。「加賀百万石」と言われるほどに、その数は102万7千石!加賀藩は、前田家が代々藩主です。
『高津商会』でも、「金沢百万石まつり」のお手伝いを毎年させてもらっています!
金沢の前田家の中でも京都ととくにつながりが強かったのが5代藩主であった前田綱紀(つなのり)だそう。
「東寺」の古文書を精力的に整理するなど京都にいることも多かったらしいです。
「東寺」関連過去記事をご参照くださいませ→ 弘法大師空海が造営した世界遺産「東寺」で春の特別公開♪
「文治政治」を行ったことでも知られる藩主です。
加賀藩の書庫は、その書籍の多さから「新井白石」から「加賀藩は天下の書府」と礼賛されているほど!
この場所から南側の高瀬川沿いには、幕末の動乱期にいろいろな事件が起こりました。
幕末のロマンや映画発祥の地に関する史実がこの辺りにはたくさんあります。
「高瀬川」沿いを歩くことで歴史の世界を歩いているような気分になりますね!
加賀藩邸跡
京都市中京区木屋町通御池角