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【京都市】左京区 90周年を迎える『京セラ美術館』で愛をいっぱい感じる展示会鑑賞で秋を迎える♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

2023年11月に京都市美術館は開館から90周年を迎える『京都市京セラ美術館』。

1933年11月に「大礼記念京都美術館」として開館した美術館で、数多くの世界からの美術品の展示が行われてきました。

そこで、11月11日、12日に京都市美術館90周年の記念祭が行われます。

京都を拠点に、歴史的建築や景観と連動した環境演出で知られる光のアーティスト髙橋匡太氏による、2日間限りの特別ライトアップを実施されますよ!

CELEBRATING 90TH

京都市美術館90周年記念祭

2023年11月11日-2023年11月12日

会場[ 全館 ]

いま、「京都市京セラ美術館」では、大盛況中の展示会「ルーブル美術館〜愛を描く〜』が開催されています。

9月24日までということで、最終週の今週は特に人が多いという話を会場の方に聞きました!

事前に時間予約をしないと入れないシステムになっているのでご留意を!

「ルーヴル美術館展 愛を描く」のテレビCMがオンエアされていたのをご存知でしょうか?

フランスの「ルーヴル美術館」にはとにかく有名なアート作品がたくさんあります。

その膨大なコレクションから精選された珠玉の愛の名画の展覧会を、今回「ルーブル美術館展」の案内人となった女優の満島ひかりさんが伝えています。

また、テレビCMに起用されている楽曲は、ひかりとだいち love SOIL&“PIMP”SESSIONSの「eden」という曲。

満島ひかりさんと三浦大知くんのコラボで、楽曲を中心に作ったのがソイルのピアニストである「丈青」だそうです。

「高津商会」で行うイベントなどでもよく演奏してくれている「丈青」のファンキーでジャジーな楽曲が「ルーブル」の愛のイメージにぴったり♪

「京セラ美術館」のフリースペース[ ザ・トライアングル ]では、米村優人さんの展示BAROM(あるいは幾つかの長い話)が行われていました。

米村優人さんは主に彫刻を用いたインスタレーション作品を制作する作家。

古典的な彫刻が本来持っている荘厳さや完全性は台なしとなり、崇高の念を雲散霧消させるように再構成する手法は作家の大きな特徴と言えます。

なるほど、すごいインパクトのある彫刻たちが出迎えてくれます!

タイトルの「BAROM」は1970年代に放送された特撮ヒーローもののTV番組「超人バロム・1」からの引用だそうです。

空間いっぱいに米村さんのアートが飾られてました。

縄使いも独特で、犬や猿の彫刻に縄が巻かれていて、なんとも不思議な世界に入り込めます。

「ザ・トライアングル」では、京都ゆかりの作家を中心に新進作家を育み、当館を訪れる方々が気軽に現代美術に触れる場となることをねらいとしています。ここでは「作家・美術館・鑑賞者」を三角形トライアングルで結び、つながりを深められるよう、スペース名「ザ・トライアングル」を冠した企画展シリーズを開催し、京都から新しい表現を発信していきます。

「平安神宮」の鳥居や大文字山が見れる地上階にも米村さんの世界観が見れますよ〜

「ルーブル美術館展」で音楽とともに「愛」をいっぱい感じながらアートの秋を堪能ください〜♪

京都市京セラ美術館

〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124

TEL:075-771-4334

開館時間:10:00~18:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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