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【京都市】右京区 映画の街太秦にも近い『福王子神社』の秋季大祭で『仁和寺』の勅使門を神輿が通る!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

「御室桜」で有名な真言宗御室派総本山の「仁和寺」の鎮守として知られる『福王子神社』。

「仁和寺」さんは、『高津商会』の小道具たちが映画の撮影やドラマなどでなんどもお世話になっている場所です。

また『高津商会』本社がある太秦から近いこともあり、社員の中にも『福王子神社』にゆかりがある人がちらほら。

『仁和寺』さんから嵐山のほうへ進むと、『福王子神社』がすぐ見えてきます。

10月15日〜秋季大祭が行われる『福王子神社』さん。

『高津商会』勤務で『福王子神社』氏子さんからも、10月15日のお神輿が14時半から『仁和寺』さんの「勅使門」を通るという連絡をいただきました!

14日夜の状況ではかなりきつい雨が降っている京都です…

町内では、あちこちでお祭りの準備がされていました。

角を回ったところには「鳴滝村」と書かれた提灯も掲げられていました。

「鳴滝延命地蔵尊」がそこには祀られていました!その前には大きな太鼓も!

『福王子神社』では、第58代「光孝天皇」の后で、宇多天皇の母君「班子女王」を祀られています。

しめ縄も立派なものが飾られていました。

境内にはお酒がいっぱいお供えされています。

少し高台にあるので、西の嵐山方面の夕日が綺麗に見えます。

900年に68歳で崩御された際の陵墓の地と伝わる場所でもあるそう。

『福王子神社』の境内はとっても整備されていて綺麗でなんだかホッコリさせていただけます。

本殿の左には丹波国から都の宮中に氷を運ぶ道中に息絶えた役夫の霊を慰める「夫荒社」と年々大きくなっていると言い伝えられる「さざれ石」もあります。

社殿、拝殿、鳥居が国の重要文化財で見どころ。江戸時代徳川三代将軍家光公により再建された現在の本殿は、一間社春日造、屋根は珍しい木賊(とくさ)葺でできています。

班子皇后が、たくさんの子を産んだから神社名が『福王子』神社となったとか…

高雄「神護寺」方面へ向う「周山街道」の入り口にある「福王子交差点」近くの『福王子神社』。

仁和寺境内の「勅使門」を通って神輿が入るのが15日の午後14時半ごろだということなので、天気が回復していることを願って楽しみにしましょ♪

『福王子神社』
住所:京都市右京区宇多野福王子町58

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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