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【京都市】右京区 『天門祭』が日本映画ゆかりで「大将軍神像80体」がある「大将軍八神社」で開催♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

『高津商会』ゆかりの「大将軍八神社」は、日本映画関係者にとって大切な場所です。

過去関連記事をご参照ください→『大将軍八神社』牧野省三&尾上松之助の「石の玉垣」と『日活大将軍撮影所』

『大将軍八神社』は日本映画創世記から美術装飾に携わっている『高津商会』の氏神さまでもあります。

毎年10月第3日曜に行なわれる「大将軍八神社」の祭りである『天門祭』のポスターがあちらこちらに貼られていました。

すごくインパクトの強いポスターです(汗)

『大将軍八神社』の御旅所でも祭りの準備がされていました。

『大将軍八神社』は平安建都の際に都城の方位守護神としたのが始まりです。

「大将軍」とは、安倍晴明でしられる「陰陽道」にいう「星神天大将軍」で「方位をつかさどる神」です。

前日の宵宮では、16時より神社前から西へ紙屋川まで約70mの長さに餅を延ばし、それをおろちに見立てたお祓いが行われていました。

「おろちもち」は、大蛇餅として奉納し、無病息災等を祈願したあと、氏子らに授与されました。

天門祭では江戸時代に造られた神輿・里芋の茎(くき)であるずいきを屋根の上に葺き、ススキを飾ったずいき女神輿・モミジを飾ったこども神輿が氏子地区を巡行します。なお天門祭の宵宮では様々なイベントが行われます。

ずいきといえば、『大将軍八神社』近くの『北野天満宮』の「ずいき祭り」がよく知られますね。

祭典の後、江戸時代に造られた重厚な神輿を総勢150名が担いで巡行するのが見所の一つ!

『大乗軍八神社』では「方徳殿の特別公開」や「重要の節句」だけじゃなく、妖怪ストリートにちなんだ催しものもあります。

2023年は「妖怪仮装行列」は中止になりましたが、『高津商会』も実は小道具を提供してお手伝いしていたりするのですよ〜♪

過去関連記事をご参照ください→「一条大将軍商店街」は『妖怪ストリート』?!

大将軍八神社

所在地: 〒602-8374 京都府京都市上京区西町48 一条通御前西入ル

電話: 075-461-0694

時間宵宮14日11:00〜20:00、本宮15日は祭典10:00、神輿巡行13:00~神輿宮入17:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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