【京都市】下京区 壬生川沿いにある小さな『福神社』は「紀貫之」を祀る神社♪
京都には本当に多くの神社仏閣に、どこでもふと出会えます。
『福神社』は、京都市下京区中堂寺の五条壬生川下ったところにあります。
創建も由緒も不明なとても小さな神社。
でもなぜか気になる「神社」です。漢字一文字の短い名前は比較的珍しいからでしょうか…
朱塗りの明神鳥居が目印です!
ここは昔、「福神の森」と呼ばれた鎮守の森があったそうです。
毎年10月中旬、大祭が催され神輿が巡航されます。
由来など詳細な記録は残っていないそうですが、ご近所の方の話では、紀貫之(きのつらゆき)公を祀っていると聞きました。
紀貫之公とは、平安時代前期から中期にかけての貴族・歌人。 醍醐天皇の勅命で「古今和歌集」撰進の中心となり、仮名序を執筆しました。
階段の蹴込み板には、「福」の文字が刻まれた錺金具(かざりかなぐ)がありました。
今年も残り数ヶ月、福をいただきに「福神社」にお参りさせていただきました♪
福神社
住所:京都市下京区中堂寺前田町