【京都市】中京区 4年ぶりに開催される『神泉苑狂言』!無形民俗文化財で「土蜘蛛」体験♪
京都の伝統文化、伝統芸能の中で、私も幼馴染が能楽師であることからよく「能」に関するイベントをプロデュースさせて頂いてます。
時代劇や日本映画の老舗美術装飾に携わる『高津商会』にも小道具に「能」に関連したものが使われますので、倉庫には沢山の能面があったりします。
よく知られる時代劇では「桃太郎侍」ですね!w (再放送でまたご確認ください!)
「能」の演目の中で『神泉苑』にまつわる話があります。『神泉苑』は、弘法大師空海による雨乞い祈祷や、祇園祭の発祥となる御霊会が行われた霊場でもあります。
また、謡曲『鷺』に関係がある場所です。能《鷺》の舞台でもある、『神泉苑』のいわれ→
『神泉苑』について関連記事をどうぞご参照くださいませ→
その『神泉苑』で4年ぶりに『神泉苑狂言』が上演されます。
『能と狂言の違い』 を下記のように説明がありました。
一般的に、狂言は能と比べるとセリフが多いのが特徴で物語の内容がわかりやすいと言われるのが「狂言」です。
よく私もその違いを聞かれるのですが、「能は神話や歴史上の話を題材にしたミュージカルやオペラで、狂言は日常生活にある話をコミカルに演ずるコントやコメディ」という説明を聞いた時に、なるほど!と思いました。
『神泉苑狂言』は、ほぼ百十年にわたって行われていて、昭和58年6月1日には京都市の無形民俗文化財に登録されたそうですよ!
英語での説明も境内に貼られておりました。30種以上もプログラムがあるのですね!
今年の「神泉苑狂言」は『土蜘蛛』が「狂言堂」にて行われます。
11月4日と5日13;00〜18;00
よい天気が続く3連休に歴史深い「神泉苑」で、伝統文化である「神泉苑狂言」を堪能しに行ってみてはいかがでしょう〜♪
神泉苑
住所:京都市中京区御池通神泉苑町東入る門前町167
Tel :075-821-1466