【京都市】『新撰組』ゆかりの『角屋』の隣に与謝蕪村の俳句と『此附近 東鴻臚館址』の石碑♪
島原で営業していた元揚屋であり、長州藩士久坂玄瑞の密議の『角屋』。
揚屋建築の現存する唯一の遺構として国の重要文化財に指定されています。
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その建物の前にあるのが、「久坂玄瑞密議の角屋」の石碑です。
その『角屋』の角に、「白梅や 墨芳しき 鴻臚館」と刻まれている石碑があります。
与謝蕪村の俳句が石碑に書かれていました。
与謝蕪村とは、松尾芭蕉、小林一茶と並び称される江戸俳諧の巨匠の一人であり、江戸俳諧中興の祖といわれる人です。
『角屋』の6代目、7代目の当主自身が俳諧に熱心で、自宅でたびたび句会をひらく風雅人だったそう。
俳句に出てくる「鴻臚館」は、平安時代に設置された海外交易のための施設。この辺りに「鴻臚館」があったそうです。
京都市内に『与謝蕪村終焉の地』という石碑がビジネス街にあります。
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『新撰組』関連の映画やドキュメンタリー、ドラマだけでなく、『芭蕉』関連の映画やドラマなどにも『高津商会』の小道具たちは活躍しています。
日本に唯一残る揚屋の遺構『角屋』のそばに、芭蕉の句碑があったり、「此附近 東鴻臚館址」の石碑があるのが、京都らしい風景ですね♪
「此附近 東鴻臚館址」標柱
住所: 京都市下京区西新屋敷揚屋町